2022年2月28日
振動談話会会員各位
第401回振動談話会のご案内
幹事 同志社大学 伊藤 彰人
神戸製鋼所 山口 善三
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第401回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、
Teamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
開催日 : 2022年3月18日 金曜日 時 間 : 14:00~16:30
ご講演内容により、終了時刻は前後する可能性がございます。
会 場 : オンライン会議(Teams予定)
参加希望者にURLを後日送付いたします。13:30より開場いたしますので
ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。
休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、
意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート
設定にするように、ご協力をお願いいたします。
○プログラム
[開催挨拶] 14:00 – 14:05
[講 演 1] 14:05 – 14:45
「音信号提示によるヒトのリズム動作の解析」
講演者: 松本 賢太(東京理科大学)
概 要:
文部科学省が実施する「体力・運動能力調査」の報告によると,昭和60年に比べ子ども
の運動能力は低下している.一方で,身長・体重は昭和60年に比べ増加しており,
筋骨格系として考えれば,現代の子どもの方が発達している.それにも関わらず,運動能力
が低下しており,運動能力低下の問題を解決するには,体格の発達だけでなく,身体制御
の能力の向上が重要と考えられる.そこで,身体制御の能力の一つと考えられるリズム感に
着目し,リズム感を評価する手法の構築を本研究の目的とする.音信号を提示した際のリズム
動作を評価し,さらに,週2回4週間継続して実験を実施し,リズム感の経時的変化を解析
したので,その結果を報告する.
[講 演 2] 14:45 – 15:25
「カーボンニュートラルにむけた電動モビリティのNVH開発におけるモデルベース技術の紹介」
講演者:宮下 真明(Siemens株式会社)
概 要:
カーボンニュートラルに向けてモビリティの動力源がエンジンからモータへと変化しております。
また製造業においては更なる開発効率向上が求められ、試作する前段階において振動騒音
を予測し対策する技術のニーズが高まっております。
振動騒音の性能向上と開発効率向上を両立させるためのシミュレーションと実験を融合した
技術を紹介します。
---休憩--- 15:25 – 15:35
[講 演 3] 15:35 – 16:15
「ワイヤ型歩行アシストスーツのアシストタイミングの検討」
講演者:伊藤 彰人(同志社大学)
概 要:
歩行動作を支援するワイヤ型アシストスーツが研究されている.ワイヤ型アシストスーツの
アシストタイミングについて理学療法士の意見や関節トルクや関節パワーを基にして決定
する方法などが提案されているが,着用者ごとに最適なアシストタイミングを設定することが
難しいといった問題がある.そこで,大腿部の角加速度用いてワイヤ型アシストスーツの
アシストタイミングを決定し,評価した事例を紹介する.
[諸 連 絡] 16:15 – 16:20