令和5年6月6日(火)
振動談話会 会員各位
第408回振動談話会のご案内
幹事 中部大学 安達 和彦
パナソニック ホールディングス株式会社 大田黒 大晃
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
第408回の振動談話会の例会を下記の通り開催致します。
既に出席のメールをお送りいただきました会員様につきまして、
誠にありがとうございました。
今回、コロナが落ち着いてまいりましたため、当初対面のみの開催にて
検討を進めておりましたが、少しでも多くの会員の皆様に振動談話会へ
ご参加をいただきたく、対面参加を基本とさせていただきますが、
オンライン聴講可に変更をさせていただきました。
従って、会議発信中にトラブルが発生する場合もございますが予め、
ご了承をいただけますと幸いでございます。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。
敬具
記
◆第408回振動談話会
開催日 : 令和5年 6月12日 (月)
時 間 : 14:00 ~ 15:30
会 場 : 同志社大学サテライトキャンパス(梅田)
交通アクセス(大阪サテライト・キャンパス)|大学紹介|同志社大学 (doshisha.ac.jp)
<https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html>
◆プログラム
[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05
[講演.1] 14:05 ~ 14:45 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
回転軸系の安定性に及ぼす軸受に付与された表面テクスチャの影響
・講演者
近畿大学 理工学部機械工学科 田浦 裕生 先生
・概要
近年,加工技術の進展により摺動面に表面テクスチャを設け,摩擦・摩耗特性の向上が図られている.ジャーナル軸受の表面に付与した際には,負荷量量等の静特性に加え,回転軸を支持する油膜の動的な特性も変化する.本講演では,テクスチャを設けた際の動特性の変化,それに伴う回転軸の安定性への影響について概説し,より適切なテクスチャ設計について概説する.また,回転軸系の安定性に関し,ジャーナル軸受や非接触シールに関するこれまでの講演者の研究内容についても簡潔に説明する.
[講演.2] 14:45 ~ 15:25 (ご発表:30分 質疑応答:10分)
・講演テーマ
簡易熱流体潤滑理論にもとづく真円軸受の新しい設計法
・講演者
九州工業大学 情報工学部知的システム工学科 畠中 清史 先生
・概要
本講演では,回転機械を支える真円軸受の熱流体潤滑性能を予測するモデル式を新たに導出し,
これを応用した軸受設計法について,特に軸受静特性の観点から説明する.
従来のデザインチャートやモデル式を用いる設計法では読取り誤差の問題や複数の式を
使い分ける手間があったが,新しいモデル式の導出によりこれらを解消している.
本講演は,(1) THLモデルの選定,(2) 軸受性能予測値に関するデータベースの構築,
(3) データベース値の特徴調査,(4) 基本モデル式の導出,(5) 最適モデル式の導出,
(6) 最適モデル式の誤差調査,(7) 最適モデル式の検証,(8) 軸受設計法の提示,の順に説明する.
[諸連絡] 15:25 ~ 15:30
[意見交換等] 15:30 ~ 16:00 (会議室を開放していただいておりますので有志にてご活用下さい)