10月

20日

第400回記念大会のご案内

                              2021年8月27日

                            大会実行委員長 伊藤彰人

 

          日本機械学会・振動談話会400回記念大会のご案内

 

残暑の候、振動談話会会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 振動談話会は初代会長である京都大学国井修二郎先生と住友金属工業㈱の永島菊三郎研究所長、小田尚輝研究課長のご尽力により1948年(昭和23年)9月に発足致しました。

 産業界と学会とが一体となって振動・音響問題の解決に向け協力していくという本会の主旨は、その後の会運営の基本理念として先輩諸氏のご努力により今日まで脈々と引き継がれて参りました。

 お蔭様をもちまして発足以来73年の歴史を刻み開催回数も400回目を数えるにあたり、これを記念して「日本機械学会・振動談話会400回記念大会」と銘打って記念行事を執り行うことになりましたのでご案内申し上げます。

 本来であれば、会員の皆様にお集まりいただき、対面での記念大会を開催したいところではありますが、コロナ感染予防の観点から本大会はオンラインで開催いたします。

 振動談話会の今後の発展を祈念する意義ある大会にすべく努力して参りたいと存じます。会員の皆様から関係者の方々へのさらなるお声掛けを御願い申し上げ、ご案内とさせて頂きます。

 10月15日(金)までに参加申し込みを「4. 申し込み要領」に従い電子メールにてご連絡ください。

 

 

                    記

 1.日時 11月26日(金) 午後1時~午後5時半

    振動談話会総会/ 記念講演/ 特別講演(大会プログラム詳細は別紙)

 

 2.場所 オンライン開催

    WebEXを使用予定(参加者各位には後日接続方法をご連絡いたします)

 

 3.参加費 無料

 

 4.申し込み要領

    申込宛先:同志社大学 理工学部機械理工学科 伊藤 彰人 e-mail:aito at mail.doshisha.ac.jp

         神戸製鋼所 機械研究所 山口 善三 e-mail:yamaguchi.zenzo at kobelco.com

    ※企業から参加される会員様は、できる限り取り纏めていただけますと助かります。(Excel等)

 

=============下記内容をメールにてお申し込みください=============

  件名:【振動談話会400回記念大会参加申込】

①御出席または御欠席(ご欠席の場合でも記念誌PDF版は送付いたします)

②氏名

③所属

④e-mailアドレス

⑤記念誌冊子の要否:(要(冊数)/否)※

 

※記念誌はPDFでの配布を基本としておりますが、必要に応じて冊子(白黒)もお配りします。

 冊子は対面復活後の例会等の振動談話会イベント時にお渡しいたします(時期未定)。

10月

05日

第7回若手研究交流会のご案内

2021年9月3日

 

振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会会員各位

 

              振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

   振動談話会第7回若手研究交流会のご案内

        (共催:機械の音と振動研究懇話会)

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

先日本年度の若手研究交流会の開催日をお知らせいたしましたが、

研究会の企画内容が確定いたしましたのでご案内申し上げます。

奮ってご参加いただけますよう、実行委員一同よりお願い申し上げます。

詳細については添付の開催案内をご確認ください。

 

                              敬具

 

         記

 

開 催 日:令和3年10月29日(金)

会   場:オンライン講演(Microsoft teamsを使用)

参 加 費:無料

懇 親 会:講演会終了後2時間程度を予定

申込期限:9月30日(木)

申込方法:下記URLの申込ページにアクセスし,下記の1.~6.をフォームに入力してください.

     40 歳以上でディスカッションにご参加くださる方は4.にて「聴講者」を選択ください.

  1.お名前

  2.ご所属

  3.メールアドレス

  4.セッションの希望(研究発表セッション※/自己紹介セッション/聴講者)

    ※研究発表セッションをご希望の場合は,発表当日の年齢の確認(40歳以下が優秀研究発表賞の対象です),

    ご発表予定の発表タイトルをご入力ください。

  5.本会終了後の懇親会への参加予定

  6.その他の連絡事項およびご要望等

 

申込ページURL:https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=5bxOgqXbcECZERJq0FDpvkiFWE3hrzJIiz8m2073FxVURFRFM0ZZRjA2NTNOM0NaQlJZM1lHUU01WS4u

 

問合せ先:実行委員会 sindou_wakate@t.kyoto-u.ac.jp

9月

22日

第399回振動談話会のご案内

  令和3年8月18日

 

          第22回秋季技術交流フォーラムのご案内

 

                  幹事  滋賀県立大学    大浦 靖典

                      日立造船株式会社  岡田 潤

 

  未だコロナが収束しない毎日ですが、例年通り「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」共催で、第22回秋季技術交流フォーラム講演会を行います。

皆様、是非参加頂けますようお願いします。

なお後述しますが、今回はzoomリモート講演のため、参加受付は機械学会関西支部

ホームページからとなります。ご留意ください。

 

                                                           敬具

 

               記

 

日本機械学会 関西支部 第 22 回秋季技術交流フォーラム

 

日時 2021年10月16日(土)

●16-B 室●機械の音と振動研究懇話会(振動談話会との共同企画)

  テーマ「流体関連振動騒音の事例紹介と最新の研究動向」

 

[座長 伊藤 彰人(同志社大)]

10:30~11:15「無駄時間と帰還経路を有する音響系の自励振動発生機構」/宇津野秀夫(関西大)

11:15~12:00【基調講演】「発電プラント配管の圧力脈動・音響共鳴現象の解明とCFD解析の活用」/森田 良(電力中研)

 

[座長 宇津野秀夫(関西大)]

13:00~13:45【基調講演】「流体・構造・空力音響解析の事例紹介(楽器・車・人体)」飯田昭由(豊橋技科大)

13:45~14:30【基調講演】「回転機械に関連する振動」石原国彦(徳島文理大)

14:40~15:25「蒸気発生器伝熱管群の流力弾性振動の評価手法」廣田和生(三菱重工)

15:25~16:10【基調講演】「水素混焼ガスタービン燃焼器で発生する燃焼振動の研究」  上道 茜(早稲田大)

 

参加費用

  会員(協賛団体,懇話会会員含む) : 無料 会員外 : 2,000 円(税込) 学生 : 無料

 

参加登録・ 締切

  https://jsmekansai.org/forum/forum22.pdf

  上記資料に記載の【申込フォーム】より,10 月 11 日(月)までに参加登録を実施してください.

  参加登録者に接続情報(ID,パスワード)を前日昼までにメールでお送りします.

 

講演概要

一般講演1「無駄時間と帰還経路を有する音響系の自励振動発生機構」宇津野秀夫(関西大)

1次元波動現象をCA法で記述し、無駄時間を伴う空気の粒子速度をピストン加振速度に正帰還すると自励振動が生じることが分かっている。同現象を波動方程式とモード解析、帰還制御の観点から整理すると、ピストン前面の粒子速度を無駄時間を伴ってピストン速度に正帰還することは負の減衰を付加することに相当し、自励振動の発生を簡潔に説明できる。この観点から楽器のフルート、Rijke管、熱音響現象の物理モデルを概説する。

 

基調講演1「発電プラント配管の圧力脈動・音響共鳴現象の解明とCFD解析の活用」森田 良(電力中央研究所)

発電プラントの蒸気系配管では、局所的な高流速や圧力脈動が見られることがあり、場合によっては構造系との共鳴現象を生じることがある。更に、湿り蒸気のような二相流体系においては湿り度の影響がこれら事象に影響を及ぼすことも考えられる。ここでは、発電プラントの蒸気系配管に生じる代表的な圧力脈動・音響共鳴事象について、実流体である湿り蒸気を用いた実験やCFD解析による現象・特性の解明について紹介する。

 

基調講演2「流体・構造・空力音響解析の事例紹介(楽器・車・人体)」飯田昭由(豊橋技科大)

 

基調講演3「回転機械に関連する振動」石原国彦(徳島文理大)

タービン、コンプレッサなどの回転機械では大別して二つの振動問題がある。一つは回転体に埋め込まれた翼および翼列の振動,他は回転体そのもの(ロータ)の振動である。ここでは主に前者について,振動を起こす原因となる流体励振力の考え方を中心にそれらの現象,評価方法および対策法について紹介するが、後者に関してもシール流れに起因するロータの

振動について少し言及する.

 

一般講演2「蒸気発生器伝熱管群の流力弾性振動の評価手法」廣田和生(三菱重工業)

蒸気発生器伝熱管群では限界流速以上の蒸気-水二相流を流すと流力弾性振動(FEI)が発生することがある。U字管の面外方向FEIの評価手法は、日本機械学会基準(JSME S016-2002.3)に纏められている。その後、2012年に蒸気発生器で初めて面内方向FEIが確認され、二相流による流動振動試験や振動解析を行って面内方向FEIの限界流速やその評価手法を検討してきた。これらFEIの評価手法について概説する。

 

基調講演4「水素混焼ガスタービン燃焼器で発生する燃焼振動の研究」上道 茜(早稲田)

都市ガスと水素の混合燃料を用いて燃焼振動実験を行い、都市ガス専焼の場合と比べて、発振周波数が変化することを実験的に発見した。この現象を再現するために、配管要素間の音響的境界条件として音響インピーダンスを適用して音響ネットワークモデルを用いて発振周波数を算出する過程を考案する研究を行っている。本研究は、まだ完成していないが、本講演では、これまでの研究経過について紹介する。

9月

20日

第398回振動談話会のご案内

                         令和3年9月10日

振動談話会会員各位

 

           第398回振動談話会のご案内

 

                  幹事  滋賀県立大学    大浦 靖典

                      日立造船株式会社  岡田 潤

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第398回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                 敬具

             記

 

第398回振動談話会

 開催日 : 令和3年 9月24日 (金)

 時 間 : 14:00 – 16:20

 会 場 : オンライン会議(Teams)

     参加希望者にURLを後日送付いたします。13:30より開場いたしますので

    ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。

     休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

    意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート

    設定にするように、ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 14:00 – 14:05

 

[講 演 1] 14:05 – 14:45

「直交流による円柱群の流力弾性振動に対する系統的に変化させた円柱間隔比の影響」

講演者: 兼重岳史、新谷篤彦(大阪府立大学)

概 要: 

 熱交換器などの管群で発生する直交流による流力弾性振動は,短時間で機器の損傷

につながるため危険な現象であり,半世紀ほど研究成果が蓄積されてきた.しかし,

流力弾性振動は複雑な現象で現在もメカニズムが完全に解明されていない.流力弾性

振動に関連するパラメータはいくつかあり,その中でも管中心間隔(ピッチ)の影響

は大きい.しかし,これまでの研究では管群のピッチはどの方向にも等しくしている

ことが多く,各方向のピッチを独立に変化させたときの振動応答や流れ場を調査した

研究は少ない.本講演では格子状配列の管群において,流れ方向と流れ直角方向の

ピッチを独立に変化させたときの流力弾性振動発生限界や振動性状の違いについて,

理論的及び実験的なアプローチで実施した研究成果を報告する.

 

[講 演 2] 14:45 – 15:25

「水門運転状態管理・診断システムにおける振動計測事例のご紹介」

講演者:林 健人(日立造船株式会社)

概 要:

 当社では、水門施設の信頼性確保および効率的な維持管理の実現を目的として、水門

運転状態管理・診断システムの開発を進めてきた。現在、本システムは、収集データを

遠隔地からリアルタイムに閲覧できる機能や振動データ等を活用した予知保全機能を備

えたシステムに高度化し、点検の省力化、機器の保全計画検討の支援等、顧客を全面的

にサポートすることが可能となった。

 本講演では、本システムの概要を説明するとともに、開発を進める中で得られた振動

計測事例について紹介する。

 

---休憩--- 15:25 – 15:35

 

[講 演 3] 15:35 – 16:15

「制振装置の開発に於けるあたりまえの物理学」

講演者:松久 寛(元京都大学)

概 要:

 いくつかの制振装置を開発してきた。当初は新しいものと思っていたが、よく考える

と物理の基礎的な原理に基づくものであった。振子式動吸振器、コリオリの力を利用し

た制振装置、衝撃吸収ダンパ、制振テニスラケットなどの物理を説明する。また、最近

取り組んでいる空気浮上免震について紹介する。工学においては、エネルギー保存則と

運動量保存則、環境においてはエネルギー保存則とエントロピー増大の法則から見る

必要がある。

 

 

[諸 連 絡] 16:15 – 16:20

7月

16日

第397回振動談話会のご案内

                         令和3年7月16日

振動談話会会員各位

 

           第397回振動談話会のご案内

 

                  幹事  滋賀県立大学    大浦 靖典

                      日立造船株式会社  岡田 潤

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第397回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。

 皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                 敬具

             記

 

第397回振動談話会

 開催日 : 令和3年 7月30日 (金)

 時 間 : 14:00 ~ 16:20

 会 場 : オンライン会議(Teams)

     参加希望者にURLを後日送付いたします。13:30より開場いたしますので

    ご歓談下さい。ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。

     休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

    意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート

    設定にするように、ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05

 

[講 演 1] 14:05 ~ 14:45

「非線形振動子と非整数階微積分の不思議な関係」

講演者:本宮 潤一(鳥取大学)

概 要:

 近年,機械力学・計測分野において,非線形力学あるいは非線形振動の工学的応用に

高い注目が集まっております.例えば,Dynamics & Design Conference 2021でも特別

なOS「機械・構造物における非線形振動とその応用」が設けられております.本講演では,

その中から非線形振動子と非整数階微積分を取り上げて,非線形振動子が何であるか?

何の役に立つのか?,そして,非線形振動子と非整数階微積分との関係について自身の

考えを述べさせて頂き,ぜひご批評を頂きたいと存じます.

 

[講 演 2] 14:45 ~ 15:25

「多摩川スカイブリッジへの制振装置の適用について」

講演者:潘 超(株式会社ニチゾウテック)

概 要:

 川崎市と東京都が共同で整備を進めている「多摩川スカイブリッジ」は、川崎市

臨海部の殿町地区と東京都大田区の羽田空港とを結ぶ成長戦略上の重要インフラに

位置付けられており、センタースパン240m、全長600mを超える3径間連続鋼床版

箱桁橋である。

 本橋の建設に先立つ部分模型による風洞試験では、通行止めとなる風速25m/sを

下回る風速22.6m/sで最大振幅300mmのたわみ渦励振が発生することが明らかと

なった。渦励振の抑制には、本橋に対数減衰率で0.05以上の減衰を付加させる必要が

あり、その手段として制振装置(同調質量ダンパー:Tuned Mass Damper、略称「TMD」)

の採用が決定された。

 本講演では、TMDの設計、製作および性能確認、本橋への設置などについて紹介する。

 

---休憩--- 15:25 ~ 15:35

 

[講 演 3] 15:35 ~ 16:15

「動的接触解析によるボルト接合構造の摩擦減衰の推定」

講演者:田尻 聡太郎(ニュートンワークス株式会社)

概 要:

 ボルト締結のような接合構造では,接合面の摩擦に起因した減衰が発生するが,

その定量的な評価は課題となっている.

 そこで本講演では,有限要素法による動的接触解析で摩擦散逸エネルギーを求

め,モード減衰比を推定する方法を紹介する.提案法では,まず,接触面剛性を

考慮した固有値解析を行い,固有周波数に基づいてボルト接合面の面圧を補正す

る.その補正面圧を考慮したモデルを用いて,モードごとに単一周波数(固有周

波数)の正弦波入力を与えた動的接触解析を実施し,モード減衰比を算出する.

また,加振振幅を変化させた解析を実施し,モード減衰比の振幅依存性について

も検討したので,その結果を紹介する.

 

[諸 連 絡] 16:15 ~ 16:20

5月

21日

第396回振動談話会のご案内

                         令和3年5月21日

振動談話会会員各位

 

                            第396回振動談話会のご案内

 

                    幹事    滋賀県立大学   大浦 靖典

                                 日立造船株式会社  岡田 潤

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第396回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムTeamsを用いたオンライン開催とさせていただきます。

 皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                 敬具

             記

 

第396回振動談話会

 開催日 : 令和3年 6月4日 (金)

 時 間 : 14:00 ~ 16:20

 会 場 : オンライン会議(Teams)

    参加希望者にURLを後日送付いたします。

    13:30より開場いたしますのでご歓談下さい。

    ご講演者の方は接続テストを行っていただけます。

    休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

    意見交換にご活用ください。

    なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート設定にするように、

    ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 14:00 ~ 14:05

 

[講 演 1] 14:05 ~ 14:45

「世界最大の震動台「E-ディフェンス」と、

 これを用いた60トン試験体による浮揚式免震装置の性能確認実験」

講演者:山田 学(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)

概 要:

 実大三次元震動破壊実験施設 (通称:E-ディフェンス)」は、平成7年から 約

10年の歳月をかけて建造された世界最大の震動実験施設です。重さ1,200トンの

構造物を震度7の地震動で壊れるまで加振可能な特長を持ち、15年間で100を超え

る研究課題を実施してきました。今回、施設の概要や過去の加振試験について紹

介させていただきます。さらに、昨年度、私が主担当で実施した浮揚式免震装置

の性能確認実験について報告します。浮揚免震は当所が推進する「地震で揺れな

い街(街区免震)」への適用を目指している技術で、高圧水を床に噴射すること

で建物や地盤を浮揚し、地震による水平振動を劇的に低減しようという試みで

す。60トンの試験体が浮揚するのかどうか?どうぞご期待ください。

 

[講 演 2] 14:45 ~ 15:25

「振動応答を用いたインパルス加振力の推定に関する研究」

講演者:日野 順市(徳島大学)

概 要:

構造物に働く過渡的な加振力を時間領域で推定することを目的としている.

非定常な加振力波形の1つとしてインパルス力を取り上げて推定を行う.

加振力を推定する問題は一般的には逆問題と呼ばれるが,構造物の加振力を

推定する場合,畳み込み形式のような振動応答と加振力間を直接結びつける

関係を利用する方法と,間接的に逆問題を解く方法とに大別できる.

直接解析する方法では悪条件問題を正則化して解くことになるが,ここでは,

間接的な方法として逆問題を変換して解く方法である拡大カルマンフィルタを

用いる方法を用いた.状態変数に加振力を組み込んだ拡大カルマンフィルタを

用いて,加速度応答からインパルス加振力の推定を行う.

 

---休憩--- 15:25 ~ 15:35

 

[講 演 3] 15:35 ~ 16:15

「新川電機(株) 会社及び当社の取り組み紹介」

講演者:大政 貴(新川電機株式会社)

概 要:

 新川電機は、産業界の品質向上・生産性向上・自動化・省力化・環境保全・

安全性向上を、最新技術で実現する『技術ソリューション企業』です。1927年の創業以来、

石油・化学・鉄鋼を中心とした幅広い領域に不可欠な計測・制御・情報分野に関して、

常に最新の技術を取り入れお客様の生産活動をサポートしています。

 また、弊社100%子会社の新川センサテクノロジでは、独自のセンシング技術を用いた

変位・振動センサ、機械の状態監視モニタおよび解析・診断システムを開発・製造しています。

当該センサは高温・低温・高圧などの過酷な条件にも対応しており、大型タービンから

小型汎用回転機械などの状態監視、新幹線の安全運行など、多様な産業分野で

導入されています。特に機械設備の状態監視機器では、国内トップレベルのシェアを誇っています。

 

[諸 連 絡] 16:15 ~ 16:20

3月

04日

第395回振動談話会のご案内

                         令和3年2月17日

 

振動談話会会員各位

 

                            第395回振動談話会のご案内

 

幹事                 関西大学                    山田 啓介

                             TOYO TIRE株式会社      尾藤 健介

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第395回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムWebexを用いたオンライン開催とさせていただきます。皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                 敬具

 

             記

 

第395回振動談話会

開催日 : 令和3年 3月5日 (金)

時 間 : 13:00 – 16:00

会 場 : オンライン会議(Webex)

参加お申込みいただいた皆様にURLを後日送付いたします。

休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート

設定にするように、ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 13:00 – 13:05

 

[講 演 1] 13:05 – 13:45

「近接モードの成分を考慮した1自由度実験モード解析法の精度検証」

講演者:田尻 大樹(豊橋技術科学大学)

概 要:

 実験モード解析において周波数応答関数を用いる1自由度法は,振動モード同士が

近接しない場合に各共振峰を1自由度系とみなしてモード特性を同定する方法である.

振動モードが近接する場合は多自由度法を用いることになるが,簡便な1自由度法に

よりモード同定できれば有用であると考えられる.

 そこで,振動モードが近接する周波数領域においても,ピークを判定できる場合に

適用できる1自由度法を提案した.具体的には,近接モード成分を周波数の多項式で

近似して直線フィット法の基礎方程式に導入し,最小二乗法によりモード特性を同定

する.

 本講演では,モード同定の数値例を示し,従来法と比較して同定精度が向上するこ

とを紹介する.

 

[講 演 2] 13:45 – 14:25

「ラビリンスシール流体励振力に対する部分噴射およびスワールブレーカの効果」

講演者:岩﨑(崎) 真人(三菱重工業株式会社)

概 要:

 蒸気タービン等のターボ機械では,性能や出力の向上に伴いラビリンスシール流

体励振力による不安定振動発生のリスクが増大している。

 特に,蒸気タービンでは,出力調整のために調速段で部分噴射条件で運転される

ことがあるが,この場合,全周噴射に比べて軸系安定性が低下する事例も報告され

ている。

 しかし,部分噴射条件でのシール流体励振力に関する研究は事例が非常に少ない。

 本研究では、φ500mmシール動特性試験装置を用いて,シール流体力を計測し,

部分噴射の励振力が全周噴射よりも増大することを確認した。

 また,励振力低減デバイスであるスワールブレーカを設置した場合のシール流体

力も計測し,噴射条件に寄らず励振力が大きく低減することを確認した。

 シール流体力に対する部分噴射やスワールブレーカの影響については,CFD解析

によって予測可能であることを確認した。

 

---休憩--- 14:25 – 14:35

 

[講 演 3] 14:35 – 15:15

「モーターマウントにおけるラバーサージ解析予測手法の紹介」

講演者:馬 国涛(TOYO TIRE株式会社)

概 要:

 モーターマウントとはEV車のモーターを支えるゴム部品であり、モーターからの

振動・騒音の伝達を緩衝する機能を備えている。

このモーターマウントにおいて、緩衝材であるゴムが振動する現象(ラバーサージ)

が発生し、車両への振動・騒音が悪化する懸念があり、同現象の低減を目的とした解

析予測手法が必要とされている。

今回、モーターマウントにおける複数のゴム材料実測結果を元に、有効となる解析

パラメーターの検討を行い、ゴム材料の標準ロスファクター値を基準とした、簡単な

設定で行える解析予測手法を構築したので紹介する。

 

[講 演 4] 15:15 – 15:55

「膜を有する構造物の振動・音響利用研究に関する最近の話題」

講演者:西垣 勉(近畿大学)

概 要:

  圧電素子など振動する膜を有する構造物の振動・音響利用研究に関する講演者の

最近の事例に関連させて,いくつかの話題提供を行う.

 圧電膜が表面に貼付された構造物の振動から,微小エネルギーを収穫する環境発電

(エナジーハーベスティング)のうち,特に風力エネルギー収穫について,電磁力に

より膜を振動させるスピーカによる遮音制御を用いたパッシブ/アクティブ遮音効果の

検討と静音域の拡大の試みについて,また圧電薄膜の成膜と圧電特性の同定について,

等の検討例について紹介し,現状と問題点について報告する.

 

[諸 連 絡] 15:55 – 16:00

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12月

16日

第394回振動談話会のご案内

                         令和2年12月15日

 

振動談話会会員各位

 

                            第394回振動談話会のご案内

 

幹事    関西大学                    山田 啓介

                  TOYO TIRE株式会社    尾藤 健介

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第394回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムWebexを用いたオンライン開催とさせていただきます。皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                 敬具

 

             記

 

第394回振動談話会

開催日 : 令和2年 12月24日 (木)

時 間 : 13:30 – 16:30

会 場 : オンライン会議(Webex)

参加希望者にURLを後日送付いたします。

休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート

設定にするように、ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 13:30 – 13:35

 

[講 演 1] 13:35 – 14:15

「加振点間で形成される局所的な定在波を用いた損傷モニタリング」

講演者:田中 昂(滋賀県立大学)、

概 要:

 構造物の材料特性と境界条件によって決定される固有振動の変化を用

いた損傷評価法は,汎用性が高く,導入が容易な手法である.高周波帯域

の振動を用いることで,微小な損傷を検出できることが知られている.

ただし,伝播距離に起因する減衰などで振動が減衰し,固有振動が励起

できない場合には正確な評価ができないため注意が必要である.そこで,

2点の加振点から発生する波動の重ね合わせで現れる局所的な定在波を

利用する損傷評価法を考案した.本講演では,加振点間で形成される局所

的な定在波の振動特性と,振動特性変化を利用した損傷モニタリングの

可能性について紹介する. 

 

[講 演 2] 14:15 – 14:55

「個別要素法を用いた避難誘導シミュレーション」

講演者:伊藤 彰人(同志社大学)

概 要:

 災害時における建物内や地下街では,避難により出口に混雑が発生

すると予想され,避難者をいかに安全に出口まで誘導するかという

問題は非常に重要である.実際の避難を想定した避難訓練が有効だ

と思われるが,駅の地下街や高層ビルなどの不特定多数の人々が存

在するような空間において,全ての人を対象に避難時の状態を再現

した避難訓練を実施することは非常に困難である.そこで,本発表

では,効率的な避難誘導を実現させるために避難時に重要な役割を

担う避難誘導灯に注目し,個別要素法を用いた避難誘導シミュレー

ションを行った事例を紹介する.

 

---休憩--- 14:55 – 15:05

 

[講 演 3] 15:05 – 15:45

「移動式クレーンのダイナミクスにおける課題とシミュレーションの応用」

講演者:菅野 直紀(神戸製鋼所)

概 要:

 移動式クレーンでは、近年吊り荷が大型化する傾向にあり、

対応のためアタッチメントに高強度材料を採用することによる

吊り上げ能力の向上が図られている。一方、材料の高強度化では

剛性は向上しないため、相対的な剛性の不足により吊り荷の

横揺れに対してアタッチメントの変形が大きくなり荷の位置合わせがし

にくくなるなどの問題が発生しやすくなる。

 この課題に対応するため、旋回操作時の油圧回路の応答や

アタッチメントの弾性変形、吊り荷の揺れなどクレーン全体の動的挙動を

解析上で評価可能な解析技術を開発した。また、本解析モデルを用いて、

地震時におけるクレーンの挙動についても検証を実施しており、

これらの結果について紹介する。 

 

[講 演 4] 15:45– 16:25

「空中風力発電 の最近の動向について」

講演者:藤井 裕矩(TMIT)

概 要:

 高空における一定で強い風、豊富な風力エネルギー、を用いる

空中風力発電手法は、近年、10数年にわたって、世界的に活発に

研究開発がなされている。最近の国際エネルギー機関の資料による

と、欧州では5~10年後には数百ギガワット級の発電供給に至る

と予想され、また、期待されている。 本講演では、その現状につ

いて報告する。

 

[諸 連 絡] 16:25 – 16:30

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10月

20日

第393回振動談話会のご案内

                         令和2年10月20日

 

振動談話会会員各位

 

                            第393回振動談話会のご案内

 

 

 

         幹事    関西大学      山田 啓介

 

                  TOYO TIRE株式会社    尾藤 健介

 

 

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 第393回振動談話会の例会を開催致します。新型コロナウイルス感染症への対応のため、

ビデオ会議システムZoomを用いたオンライン開催とさせていただきます。皆様の積極的な

ご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

                                 敬具

 

             記

 

 

第393回振動談話会

開催日 : 令和2年 11月2日 (月)

時 間 : 13:00 – 15:15

会 場 : オンライン会議(Zoom)

参加希望者にURLを後日送付いたします。

休憩時間や講演後も、しばらくミーティングルームを開いておきますので、

意見交換にご活用ください。なお、ご講演中や他の方の質問の間は、ミュート

設定にするように、ご協力をお願いいたします。

 

○プログラム

[開催挨拶] 13:00 – 13:05

 

[講 演 1] 13:05 – 13:30

「干渉の効果を用いたはりの曲げ波の伝播量低減」

講演者:桑原 大知(関西大学)、共著者:山田啓介

概 要:

 はり状の構造物を伝播する曲げ波の低減を目的として,

本研究ではりの一部を分厚くした領域を設ける手法と

はり上の二点に質量体を設置する手法を提案する.

これらの手法は一次元音響管の膨脹型消音器から着想を得ており,

はりを分厚くした領域や設置する二つの質量体の間の長さを適切に設定することで,

はりの曲げ波の干渉の効果で伝播する振動を低減する.

また,後者の手法では質量は一定で慣性モーメントのみを変えた場合で比較を行い,

慣性モーメントを大きくすることが振動の低減に有効であることを示す.

モード解析を用いて理論的に振動の伝達率を求め,シミュレーションと実験を通して

提案手法の有効性を検証したので,その結果を報告する.

 

[講 演 2] 13:30 – 14:00

「定常的な揺れに対する人のバランス応答の基礎的な検討」

講演者:園部 元康(高知工科大学)

概 要:

 歩行やジョギングに限らず,人は定常的な繰り返し動作を好む傾向があり,

神経生理学や力学的合理性の影響が考えられるが,明確な理論は確立され

ていない.本研究では,基礎的な取り組みとして,安静立位状態で床を

前後に数cmだけ一定の周波数で揺らしたときの応答と力学的な合理性を

議論する.応答は揺動周波数に応じて変化し,本研究の取り組みから2つ

の境界周波数の存在が示唆された.第1の境界は0.7Hz前後で,これよ

り高い周波数では二重振り子運動,低い周波数では身体が一直線の単一

振り子運動になる.第2の境界は0.5Hz前後で,これより高い周波数では

頭部の揺れが生じず,低い周波数では頭部の揺れる.将来的には,基礎的

な知見をバランス評価や輸送機械の開発に活かすことを目指している.

 

---休憩--- 14:00 – 14:10

 

[講 演 3] 14:10 – 14:40

「TPA技術の最近の動向・事例(ESTECH.PathFinderの紹介)」

講演者:長尾 豊(株式会社エステック)

概 要:

1  TPA技術の最近の動向・事例の紹介

– コンポーネントベースTPAについて

– TPA結果と最適化を利⽤した伝達経路への⽬標割り付けについて

2  伝達経路解析(TPA)の各種手法を簡便に実施できるESTECH.PathFinderの紹介

 

[講 演 4] 14:40– 15:10

「テンセグリティ構造の相転移と振動」

講演者:増田 新(京都工芸繊維大学)

概 要:

 テンセグリティは引張材と圧縮材から構成される自立可能な自己平衡構造である.

テンセグリティにおいて部材長を変化させるとつり合い形状と剛性が大きく変化し,

変化が臨界値を超えると剛性マトリクスの固有値がゼロになってゲル状の挙動を示

すようになる.講演ではこの現象について紹介し,振動・衝撃分野での応用可能性

について展望する.

 

[諸 連 絡] 15:10 – 15:15

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9月

03日

第392回振動談話会のご案内

                             令和2年9月3日

振動談話会会員各位

 

         第392回振動談話会のご案内

 

               幹事  豊橋技術科学大学      松原 真己

                    シンフォニアテクノロジー 村岸 恭次

 

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.新型コロナウイルスへの対応

のため,第392回振動談話会の例会はビデオ会議システム Webexを用いたオンライン開

催といたします.皆様の積極的なご参加をいただきますよう,ご案内申し上げます.なお,

ビデオ会議システムへアクセスした際は,必ずミュート設定にするようにお願いいたしま

す.デフォルトではミュート設定になっておりません.

 

敬具

 

                 記

第392回振動談話会

 

開催日 : 令和2年 9月18日 (金)

時 間 : 15:00 – 17:30

会 場 : オンライン講演(WebEx)

         参加希望者にURLを後日送付いたします.

 

○プログラム

[開催挨拶] 15:00 – 15:05

[講 演 1] 15:05 – 15:45

「空力音響シミュレーションによる子音と声帯音の解析」

講演者:吉永 司(豊橋技術科学大学)

概 要:

ヒトのコミュニケーションに用いられる音声は,声帯から発声する母音と口腔内で音源を

生成する子音に分類される.その中でも,摩擦音と呼ばれる子音の一種は,口腔内の狭め

から発生するジェット乱流より空力音として発音することが知られている.一方母音は,

声帯のひだに気流が流入する際の自励振動により音源が発生する.これらの発音に対して,

気流の乱れと口腔形状の変化及び音の発生を連成したシミュレーションにより,詳細なメ

カニズムを調べた.本発表では,摩擦音と声帯音のそれぞれの解析例と,両者の音の発生

機構の違いについて検討する.

 

[講 演 2] 15:45– 16:25

「最適性規準法による動吸振器の最大振幅倍率最小化設計」

講演者:西原 修(京都大学)

概 要:

動吸振器の設計最適化について,最適性規準法の概念を応用すると,種々の対象と設計条

件のもとで,最適解が導出できることが判明している.前回の振動談話会では,単一質量

動吸振器の数値解について関連の内容が報告されたが,本講演では,最大振幅倍率最小化

に必要な方程式の導出過程,解法が得られた経緯などに重点をおいて解説する.具体例と

しては,単一質量動吸振器,二重動吸振器,三要素型動吸振器,複数動吸振器の同時最適

化などを取り上げる予定である. 

 

---休憩--- 16:25 – 16:35

 

[講 演 3] 16:35 – 17:15

「アクティブトルクロッド用アクチュエータの開発」

講演者:藤井 隆良(シンフォニアテクノロジー)

概 要:

地球温暖化対策として,自動車メーカではエンジンの燃費向上に取組んでおり,その一つ

にエンジンのダウンサイジングがある.ダウンサイジング(低排気量化・高出力化)では

エンジンの加振力が増大するため,振動・騒音対策が必要となる.従来は,マウントの質

量増加による対策が取られてきたが,質量増加により燃費効果が減少する.そこで弊社は

日産自動車(株)殿と(株)ブリヂストン殿とともに,エンジンから車体に伝わる振動を抑制

するアクティブトルクロッドを開発し,軽量マウントで振動抑制を実現した.今回,アク

ティブトルクロッドの構成・制振効果,および内蔵された弊社リニアアクチュエータ(レ

シプロモータ)の車載適用に向けて工夫した点を紹介する.

 

[諸 連 絡] 17:15 – 17:30

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7月

13日

第391回振動談話会のご案内

                                令和2年7月13日

振動談話会会員各位

 

            第391回振動談話会のご案内

 

                  幹事  豊橋技術科学大学      松原 真己

                          シンフォニアテクノロジー  村岸 恭次

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。新型コロナウイルスへの対応

のため、第391回振動談話会の例会はビデオ会議システム Webexを用いたオンライン開

催といたします。皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。なお、

ビデオ会議システムへアクセスした際は必ず、ミュート設定にするようにお願いいたしま

す。デフォルトではミュート設定になっておりません。

 

                                 敬具

             記

 

第391回振動談話会

 

開催日 : 令和2年 8月3日 (月)

時 間 : 9:30 – 12:00

会 場 : オンライン講演(WebEx)

         参加希望者にURLを後日送付いたします。

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 9:30 – 9:35

 

[講 演 1] 9:35 – 10:15

「車両運動制御のためのモデルの考え方について」

講演者:豊島 貴行(本田技術研究所 先進技術研究所)

概 要:

自動運転車をはじめとする将来の車両運動について考察する上でシミュレーション技術は

欠かせません。そこでは状況を把握する技術やシナリオ生成する技術などとならび、車両

をシナリオ通りに運動させる制御技術も大変重要なキーテクノロジーとなっています。

車両運動に関するシミュレーションモデルの歴史などについても触れながら、Hondaで取

り組まれてきたスムースな車両運動を実現する車両運動制御の考え方や車両運動モデルに

対する考え方について、その一端を紹介します。

 

[講 演 2] 10:15– 10:55

「格子投影法(OPPA法)による非接触振動分布計の開発」

講演者:森本 吉春(和歌山大学 名誉教授、4Dセンサー株式会社)

Lionel Pirsig、Mona Yadi、植木 将貴、柾谷 明大(4Dセンサー株式会社)

概 要:

開発した格子投影法による3次元形状計測装置は、1枚の画像で投影する格子の位相解

析ができるため、高精度で運動中の物体の3次元形状計測が可能である。これを高速度

カメラと組み合わせると、カメラの各画素における3次元形状の時間変化が計測できる。

これを解析することにより、試料全面の高さ分布の時間変化を計測できる。各点の高さ

変化(変位)をフーリエ変換により周波数解析を行うと、試料全面における振動モード

を簡単に可視化することができる。この原理と応用例を紹介する。このような振動分布

の表示方法の標準化を行いたいが、それについても言及する。 

 

---休憩--- 10:55 – 11:05

 

[講 演 3] 11:05 – 11:45

「減衰系に取付ける単一質量動吸振器のH∞最適化設計のための計算式」

講演者:浅見 敏彦(兵庫県立大学 特任教授)

概 要:

動吸振器の最適化の設計規範の中で、H∞規範は主系の共振点の高さを最小化すること

を目的としており、最も古くから提案され、また最も広く採用されている規範である。

この規範に関しては、1997年と2002年に西原らによって提案された厳密解の導出方法

がある。本研究では、この厳密解法に従って、粘性減衰系に取付ける単一質量動吸振器

の最適解を計算するための方程式を導出した。具体的には、単一質量動吸振器のH∞最

適化は、コンプライアンス伝達関数とアクセレランス伝達関数に対しては三元連立代数

方程式を解く問題に、モビリティ伝達関数に対しては単独の6次代数方程式を解く問題

に帰着する。これらの式は、「Mathematica」のコマンド「NSolve」で簡単に解ける。

 

[諸 連 絡] 11:45 – 12:00

 

○出欠のご連絡を、7月22日(水) 12:00までに幹事(松原・村岸)までE-mail にてお願い

致します。返信機能を使っていただければ幸いです。

ご出席の回答をいただいた方にWEB会議の接続先をご案内いたします。(7月23日を予定)

また、ビデオ会議システムへのアクセス許可など社内承認等が必要な場合には、必要事項

を連絡いただければ早めにご連絡させていただきます。

6月

19日

第390回振動談話会のご案内

                                                            令和2年6月18日

振動談話会会員各位

 

第390回振動談話会のご案内

 

                   幹事 豊橋技術科学大学        松原 真己

                      シンフォニアテクノロジー 村岸 恭次

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.新型コロナウイルスへの対応

のため,第390回振動談話会の例会はビデオ会議システム Webexを用いたオンライン

開催といたします.皆様の積極的なご参加をいただきますよう,ご案内申し上げます.

 

敬具

 

             記

 

第390回振動談話会

 

開催日 : 令和2年 6 月 26 日 (金)

時 間 : 15:00 – 17:30

会 場 : オンライン講演(WebEx)

         参加希望者にURLを後日送付いたします.

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 15:00 – 15:05

 

[講 演 1] 15:05 – 15:45

「ディスクブレーキのディスク面内固有振動に起因する鳴き振動現象の解明」

講演者:大浦 靖典(滋賀県立大学 工学部 機械システム工学科 准教授)

概 要:

回転する円板(ディスク)に摩擦材(パッド)を押し付けて制動するディスクブレーキは,

安定した効きを発揮するブレーキとして,自動車や産業機械に用いられている。制動性能

だけではなく静粛性への要望が高まっており,制動時に稀に発生する甲高い騒音である鳴

きの確実な抑制が重要になる。近年,ディスクが面外方向に大きく振動する面外鳴きが低

減された結果,面内鳴きと呼ばれる現象が問題となっている。まず,低自由度の解析モデ

ルを用いて,面内鳴きの発生メカニズムの説明を試みる。次に,構造を単純化した鳴き試

験機により,面内鳴きを安定して発生させた結果を紹介する。さらに,面内鳴きの発生メ

カニズムに基づいた対策を検討する。

 

[講 演 2] 15:45 – 16:25

「固有振動モードの逆解析によるき裂同定とセンサ配置最適化」

講演者:齋藤 彰(明治大学 理工学部機械工学科 専任講師)

概 要:

機械構造物は,その内部,または表面にき裂を生じることがある.き裂が生じることによ

りその機械的特性は変化する.固有振動モードは,機械構造物の機械的特性により決定さ

れ,構造物に固有である.このため,き裂が生じると機械構造物の固有振動モードは変化

する.よって,固有振動モードの変化をき裂の状態と定量的に結びつけることができれば,

き裂状態を特定できる可能性がある.本講演では,Effective Independenceを用いたセン

サ配置方法,および最適化計算を用いた固有振動モードの逆解析によってき裂の情報を定

量的に抽出する方法について検討した事例を紹介する.

 

---休憩--- 16:25 – 16:35

 

[講 演 3] 16:35 – 17:15

「動吸振器として利用可能な構造部位の特定方法」

講演者:松原 真己(豊橋技術科学大学 機械工学系 助教)

概 要:

付加的な機構を組み込むことで振動低減を実現する技術に動吸振器がある.設計者が意図

的に組み込むことが一般的であるが,中には機械構造物の一部を動吸振器と見なして構造

変更することで振動低減を実現した事例が報告されている.このような方法は付加構造物

による質量増加も避けつつ,その構造変更案は動吸振器の設計理論を参考にすることがで

きる.本講演では機械構造物から動吸振器として利用することができる構造変更部位を特

定する方法について議論する.

 

[諸 連 絡] 17:15 – 17:30

2月

25日

第390回振動談話会「中止」のご案内

                  令和 2 年 2 月 25 日

 

振動談話会会員各位

 

    第 390 回振動談話会「中止」のご案内

 

              幹事  福井大学   吉田 達哉

                  三菱重工業 時政 泰憲

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

表題の件,第 390 回の振動談話会の例会を 3/5(木) に開催予定でしたが,

報道にもございます通り,新型コロナウイルスの影響が拡大しており,

会員の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが「中止」とさせて頂きたく.

 

ご講演予定の方,既に申し込みを頂いている方々には申し訳ございませんが,

なにとぞ事情をご賢察いただき,ご了承くださいますようお願い申し上げます.

 

次回以降の開催,記念大会との関連などに関しまして,

新型コロナウイルスの状況が一段落つきましたら,改めてご連絡申し上げます.

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12月

17日

第389回振動談話会のご案内

    第389回振動談話会のご案内

 

              幹事  福井大学   吉田 達哉

                  三菱重工業 時政 泰憲

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

第389回の振動談話会の例会を下記の通り開催致します.

皆様の積極的なご参加をいただきますよう,ご案内申し上げます.

 

                                             敬具

 

           記

 

       第389回振動談話会

 

開催日 : 令和元年 12 月 19 日 (木)

時 間 : 14:00 - 16:40

会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・キャンパス

     〒530-0001 大阪市北区梅田 1-12-17 梅田スクエアビルディング 17

     https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

 

○プログラム

 

[開催挨拶] 14:00 - 14:10

 

[講 演 1] 14:10 - 14:50

「自動車駆動系における振動現象の事例紹介」

講演者:山下一洋(株式会社エクセディ 開発本部 駆動システム実験部)

概 要:昨今の自動車は AT 車もしくは HEV 車が主流であるが,MT 車(クラッチ

搭載)では過去から種々の駆動系振動現象が発生してきた.

MT 車用クラッチには捩りダンパが付属しており,それによりエンジンのトルク変動

を吸収しているが,様々な運転状態で減衰機能を発揮させるため,ハードばね(多

段捩り剛性)を採用している.そのために発生する非線形振動やクラッチを接合す

る際に発生する自励振動など振動技術屋としては様々な振動に出会える機会となっ

ていた.

その知見は AT 車及び HEV 車の駆動系振動にも活かせると考え,過去事例を纏めて

いる.今回はその中からいくつかの振動現象について事例紹介する.

 

[講 演 2] 14:50 - 15:30

「低油量時のティルティングパッド軸受で発生する非同期振動」

講演者:岩崎真人(三菱重工業株式会社 総合研究所 振動研究部)

概 要:

回転機械に広く用いられているティルティングパッド軸受では,損失低減のために

直接潤滑タイプの軸受が多く使用されている.

直接潤滑タイプでは,供給油量が少ない場合にパッド上流部において軸との間の油

が十分でない領域(スターブド領域)が発生し,近年,軸受のスターブド状態に起

因した回転機械の低周波振動事例が数多く報告されている.

本研究では,軸受径φ200 の直潤 2 パッドジャーナル軸受を有した試験装置を用い

て,スターブド状態と軸系の振動特性との関係を計測し,スターブド状態を改善す

るための改良形状の効果を確認した.さらに,スターブド状態における軸系減衰比

算出方法について提案し,試験結果との比較によりその妥当性の確認を行った.

 

~休憩~

 

[講 演 3] 15:50 - 16:30

「ボールミル稼働時の振動解析」

講演者:吉田達哉(福井大学 学術研究院工学系部門 機械工学講座)

概 要:

ボールミルは破砕機の一種であり,破砕する材料と媒体と呼ばれる硬質のボールと

ともに円筒容器に投入して回転させることで材料を粉砕する.

その際に,材料と媒体が容器壁面に衝突するため振動して音が発生する.粉砕の進

行により材料の粒子径が減少するとともに振動と音が変化するため,この変化から

粒子径を予測できる可能性がある.

本講演では,個別要素法を用いて予測した材料と媒体の容器壁面への衝突力をもと

に容器の振動を有限要素法により解析する手法と,解析および実験で材料の粒子径

の変化が振動に及ぼす影響を検証した結果を紹介する.

 

[諸 連 絡] 16:30 - 16:40

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9月

30日

第388回振動談話会のご案内

                        令和元年9月19日

 

      第20回秋季技術交流フォーラムのご案内

 

                 幹事  福井大学  吉田 達哉

                     三菱重工業 時政 泰憲

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

さて,第20回秋季技術交流フォーラムを下記の通り開催致します.

皆様,是非参加頂きますようお願いします.

                                               敬具

 

              記

 

            第20回秋季技術交流フォーラム

 

主 催 日本機械学会関西支部

日 時 2019年10月19日(土) 10:00~19:00

場 所 大阪市立大学 杉本キャンパス(大阪市住吉区杉本3-3-138)

    https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#sugimoto

参加登録料 正員・懇話会会員・協賛団体会員:5,000 円

      関西支部シニア会会員     :1,000 円

特別講演 16:10~17:10 「カオスの決定論的記述と未来予測」

     大阪市立大学 大学院工学研究科 機械物理系専攻 応用数学分野 教授 松

岡千博氏

懇親会  17:30~19:00(参加登録者は無料)

     会場 第1学生ホール

 

「機械の音と振動研究懇話会」と「振動談話会」との共同企画

●第4室(814 室)テーマ「ロボット・工作機械の運動力学」

[座長 宇津野秀夫(関西大)]

11:45~12:30 【機械学会賞(技術)受賞講演】「アクティブ振動制御装置を搭載した

射出成形機用取出ロボット」/白崎 篤司(ユーシン精機)

13:30~14:15 【基調講演】「革新的な産業用ロボットを生み出す設計原理を考え

る」/野田 哲男(阪工大)

14:20~15:05 【基調講演】「マルチボディダイナミクスを援用した省エネルギーマ

ニピュレータの開発」/岩村 誠人(福岡大)

15:10~15:55 【基調講演】「幾何学モデルをベースとした空間精度測定:工作機械

と産業用ロボットへの応用」/茨木 創一(広島大)

 

***********************************************************************

○参加人数把握のため,幹事(三菱重工業 時政)まで出欠のご連絡をE-mailにて

お願い致します.(10月4日(金)まで)

   お名前        :

   ご所属        :

ご出席/ご欠席(講演会)

ご出席/ご欠席(懇親会)

***********************************************************************

 

講演概要

白崎 篤司(ユーシン精機)

「アクティブ振動制御装置を搭載した射出成形機用取出ロボット」

射出成形機用取出ロボットのアーム振動を速やかに収束させることによる生産性の

向上を目的として,アクティブ振動制御装置を備えた取出ロボットを開発した.

構造について最適設計を行い,可動部の剛性を維持しつつ軽量化を図ることによ

り,高速化を実現し,製品取出サイクルを従来機に比べて削減した.

それに加えて,アクティブ振動制御装置により,アーム振動が収まるまでの待ち時

間を削減し,更なる生産性向上を実現した.

 

野田 哲男(大阪工業大学)

「革新的な産業用ロボットを生み出す設計原理を考える」

昨今のニーズの垂直変動と人手不足で加速する自動化困難作業への対応は自動化生

産設備を製造・販売する業界にとって新たな難題となっている.

これまでの産業用ロボットのような,力学的考察をすべて「位置決め」に帰着させ

る設計原理が返って問題を難しくしているとの指摘がある.

そもそも運動力学の支配のもと,ロボット手先で発生する物理現象を目的とするも

のに制御できること,それが安価かつ迅速に行えることという理想から出発する設

計原理こそが革新的な自動化機械を生み出す可能性がある.その是非について議論

したい.

 

岩村 誠人(福岡大学)

「マルチボディダイナミクスを援用した省エネルギーマニピュレータの開発」

マルチボディダイナミクスは,多数の物体がジョイントや力要素によって複雑に結

合された機械システムの運動方程式を効率的かつシステマティックに構築できる優

れた手法であり,近年様々な分野で活用が進んでいる.

本講演では,複数のばねを受動ストレージ要素としてリンク上に配置することによ

り水平多関節ロボットの省エネルギー化を図る問題について,マルチボディダイナ

ミクスを援用して解析した事例についてご紹介する.

 

茨木 創一(広島大学)

「幾何学モデルをベースとした空間精度測定:工作機械と産業用ロボットへの応

用」

工作機械などの多軸位置決め機構では,各軸の運動誤差や,組み立て誤差が重畳

し,工具端の3次元位置決め誤差が生じる.

工作機械の従来の運動精度評価は,各軸の誤差を独立に,ひとつずつ測定していく

のが基本であるが,工具端の位置を3次元計測し,幾何学モデルをベースとして,各

軸の誤差を切り分けていく手法が確立されつつある.

また,産業用ロボットにもこの考え方を使い,「絶対的な」位置決め精度を保証し

ようという新しい研究を進めている.これらの方法に共通する方法論と,最近の応

用例を解説する.

 

以 上

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9月

17日

第387回振動談話会のご案内

      第387回振動談話会のご案内

 

            幹事  京都工芸繊維大学  射場大輔

                日本製鉄     近藤 修

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

第387回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

           記

 

    第387回 振動談話会

 

開催日 : 令和元年9月27日(金)

時 間 : 14:00~16:40

会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・キャンパス

      〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビルディング17階

      https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

      ※会場をお借りする時間の都合上,開始時間を少し早くしました.

       宜しくご了解下さい.

 

○プログラム

 

[連絡]14:00-14:10 開催挨拶

 

[講演1]14:10~14:50

題目  :接触摩擦によって生じる構造ヒステリシスの評価

講演者:河内毅(日本製鉄株式会社 技術開発本部 鉄鋼研究所) 

概要 :構造体における振動減衰現象が準静的に変化する荷重において生じる荷重-変位線図上に見られるヒステリシス現象に相当するものであると捉え,構造体のヒステリシス測定実験とFEM解析について報告する.本報告では,自動車車体のように薄板を成形・溶接し組み立てる構造体の溶接フランジにおける接触摩擦に着目する. スポット溶接されたダブルハット部品を対象に,溶接フランジにおける摩擦がヒステリシスに及ぼす影響を実験的に評価する.この際,測定上不可避的な試験機系そのものが有する損失エネルギを取り除き,摩擦によってのみ生じる損失エネルギを試験体のヒステリシス評価値として算出する.得られる損失エネルギは荷重の増加に伴い増加し,弾性変形領域においても構造体にヒステリシスが発生する結果を得る.荷重速度ゼロへの外挿点を静的ヒステリシスとして評価し,最大荷重の2乗に比例する結果を得る.さらに,接触を考慮したFEM解析により,構造ヒステリシスがフランジ摩擦によるものでありうることを確認する.

 

[講演2]14:50~15:30

題目 :自励発振を用いた泳動推進体の適応制御に関する基礎検討

講演者:山野彰夫(大阪府立大学 助教)

概要 :様々な環境下で推進を実現できるヘビ型ロボットが研究されているが,運動パターンは固定されたものが多い.センチュウの一種であるC.elegans は,環境に応じて知覚フィードバックを介して大幅に運動を変化させ,水中から寒天上での推進を行う. 神経・身体・流体を連成した数値解析モデルが構築されており,系全体を自励発振させることで適応運動の様子を再現できることが示されている.本研究ではこの適応運動が推進において何に貢献するかを評価し,推進体の制御への応用について報告する.

 

~休憩~

 

[講演3]15:50~16:30

題目 :非定常不規則信号のモデルとその係数の推定手法について

講演者:井嶋博(和歌山大学 教授)

概要 :不規則信号を表現する数学モデルは,振動や信号の解析,制御への応用,雑音を除去するためのフィルタの構築,また未来の信号の状態予測など様々な応用が期待できる.その中でも自己回帰モデルを中心とした表現は,そのモデル係数の推定が容易なことから様々な応用がなされてきた.しかし,信号がこのモデルで表現できるとしても,実際にはデータに雑音が付加されて取得され,この雑音の影響が大きい場合,推定されたモデル係数に誤差が生じる.また,音声信号, 地震波,脳波や心電などの生態信号,さらには, レーダーや磁気センサー信号など,多くの信号は統計量や周波数情報などの統計的性質が時々刻々変化する非定常性をもつ.本講演ではこのような推定誤差の問題を解決するための係数推定手法と,非定常な信号モデルへの拡張について,これまで提案してきた手法を中心に紹介する.

 

[諸連絡]16:30-16:40

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7月

26日

第6回若手研究交流会のご案内

2019年7月26日

振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会会員各位



              振動談話会若手研究交流会実行委員会



   振動談話会 第6回若手研究交流会のご案内
        (共催:機械の音と振動研究懇話会)

 盛夏の候,振動談話会会員の皆様におかれましては益々ご清祥の
こととお慶び申し上げます.

 今回で第6回となる振動談話会若手研究交流会ですが,
今回も「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」の共催という形で
開催する運びとなりました.

本会は発表者を40歳以下程度とし,要望の多かったディスカッション重視
であることが最大の特徴です.
また,振動分野のベテラン研究者による特別講演に加えて
今年度はCAEセミナーを開催いたします.
この分野の将来を担う若手の鍛錬の場としてご活用ください.

奮ってご参加いただけますよう,実行委員一同よりお願い申し上げます.
詳細については添付の開催案内をご確認ください。


             記


開催日時:2019年9月13日(金),14日(土)
会   場:KKRびわこ(http://www.kkrbiwako.com/
      滋賀県大津市下阪本1-1-1 

CAEセミナー: 9月13日午前開催
特別講演:    9月13日午後開催
「光学的手法を用いた微小変位分布計測手法と構造物の欠陥検出への応用」
 講師:藤垣 元治 氏  
       福井大学 学術研究院工学系部門 知能システム工学講座 教授

申込期限:8月9日(金)
申込方法: 申込については,下記の申込ページにアクセスし,
      下記のA)~L)をフォームに入力してください.
      40 歳以上でディスカッションにご参加くださる方は
      E)にて「聴講者」を選択ください.
A)お名前
B)ご所属
C)メールアドレス
D)参加者名簿へのメールアドレスの掲載可否
E)参加区分
F)講演タイトル全角40字以内※
G)アブストラクト 全角150字以内※
     ※研究・技術発表で参加される方は入力必須です.
H)キーワード.
I)ご性別
J)セッションの希望:研究・技術セッション,自己紹介,聴講者のうちから選択
K)参加予定と宿泊の有無:CAEセミナー,講演会,自由討論会への参加の有無と宿泊の有無を回答ください.
L)その他連絡事項など

申込ページURL:www.t.kyoto-u.ac.jp/fs/mmc/sindowakate2019

問合せ先:実行委員会 E-mail: sindou_wakate (at) t.kyoto-u.ac.jp

7月

26日

第386回振動談話会のご案内

2019年7月19日
振動談話会会員各位

    第386回振動談話会のご案内

            幹事  京都工芸繊維大学  射場大輔
                日本製鉄     近藤 修

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

第386回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

                                             敬具

           記

    第386回 振動談話会

開催日 : 令和元年8月1日(木)
時 間 : 13:30~19:15 (自由討論会を含みます)
会 場 : 京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス
        工繊会館 1階 多目的室 他
      〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町
      https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/

○プログラム

[連絡]13:30-13:40 開催挨拶

[講演1]13:40~14:20
題目 :ヒステリシス減衰型動吸振器の最適設計
講演者:浅見敏彦(兵庫県立大学 教授)
概要 :一般に公開されている動吸振器の最適調整条件式は,動吸振器が物体の速度に比例する減衰力を生み出す粘性減衰系として導出されたものである。一方で,実用に供されている動吸振器の多くは高分子材料であるゴムと慣性質量の組み合わせで構成されている。この高分子材料が生み出す減衰力は,物体の速度ではなく変位に比例して変化するヒステリシス型の減衰特性に近いとされている。本報告では,このようなヒステリシス減衰型動吸振器の最適設計条件を代数的厳密解,および数値解の形で紹介する。ここで紹介する解は,主系にも同様に構造減衰と呼ばれるヒステリシス型の減衰を有しているとする一般解である。

[講演2]14:20~15:00
題目 :鋼製インフラ構造物に吸着可能な点検用ドローンの開発について
講演者:東善之(京都工芸繊維大学 助教)
概要 :近年,橋梁等をはじめとするインフラ構造物の老朽化が大きな社会的課題となっている.事故リスク及びコスト低減の両面から高所点検でのドローンの活用が期待されているものの,その飛行時間は短く,十分な点検は実現できていない.本講演では,鋼製構造物に吸着して点検することで長時間の点検が可能なドローンの開発について紹介する.

~休憩~

[講演3]15:10~15:50
題目 :Virtualization and deep recognition for plastic gear fault classification
講演者:Bui Huy Kien(京都工芸繊維大学 博士後期課程1回生)
概要 :Efficient gear health monitoring and effective representation of diagnostic results have remained challenging. Furthermore, despite the accumulation of much knowledge about metal gear monitoring, a considerable amount of uncertainty about failure of plastic gears still exists. In this study, an approach to using deep learning for translating diagnostic results of plastic gear failures is presented. Specifically, vibration data are visualized as gray-scale images using FFT (Fast Fourier Transform) or RGB images using CWT (Continuous Wavelet Transform).
Next, a deep convolutional neural network learned from these images was employed to perform fault classification. The results show that the proposed method is sufficient to specify the crack or non-crack situation of gear during the operation test. Besides, the system’s ability working under varied condition reveal potential in industrial applications.

~移動~

[見学]16:00~16:50
    精密加工研究室 等

[諸連絡]16:50-17:00
自由討論会(懇親会) 17:15-19:15

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5月

10日

第385回振動談話会のご案内

2019年5月10日

 

 

    第385回振動談話会のご案内

 

            幹事  京都工芸繊維大学  射場大輔

                日本製鉄     近藤 修

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

第385回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

           記

 

    第385回 振動談話会

 

開催日 : 令和元年5月23日(木)

時 間 : 14:30~17:00

会 場 : 大阪市立大学 梅田サテライト

        〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600

      (大阪駅前第2ビル6階)

      https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access

 

 

○プログラム

 

[連絡]14:30-14:40 開催挨拶

 

[講演1]14:40~15:20

題目 :スマートギヤ実現に向けた取り組み

講演者:射場大輔(京都工芸繊維大学 准教授)

概要 :本講演では動力伝達系で用いられる歯車の状態を監視するための

取り組みについて紹介する.これまでに”スマートギヤ”を実現するため,

導電性インク用4軸レーザー印刷機を開発し,き裂検知センサを樹脂歯車に

印刷した.その製作方法等について発表する.

 

[講演2]15:20~16:00

題目 :歯車歯面性状の2次元周波数解析とその応用

講演者:本宮潤一(鳥取大学 助教)

概要 :歯車歯面には,機械加工によって細かい傷(加工痕)が残っており,

これらは,ギヤボックスの効率,騒音や振動に大きく関わっている.このとき,

工法や加工条件と紐づけられた加工痕のデータベースがあれば,歯車の運動解析や

設計をより効率的に行うことができる.一方, 収集された歯面情報を最大限活用

するためには,蓄積・加工・編集しやすく,かつ小容量のデータであることが

重要である.本講演は,歯車歯面の3Dデータ圧縮技術に関する新しい取り組みに

ついて紹介する.

 

~休憩~

 

[講演3]16:10~16:50

題目 :空気浮上免震住宅の開発

講演者:三瓶久仁雄(三誠AIR断震システム)

概要 :地面と接していない浮いた家なら揺れない,という理屈を具現化し,

一般住居を対象とした空気浮上免震装置を開発し,実用化した.

家の倒壊は言うに及ばす,家具の横倒しなどによる被害も未然に防ぐことが

可能である.本報では開発に至る経緯と内容,及び実際の施工例を示す.

 

[諸連絡]16:50-17:00

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1月

16日

第384回振動談話会のご案内

                                                     平成31年1月24日

 

        第384回振動談話会のご案内

 

               幹事  岐阜大学 古屋 耕平

                   クボタ  三東 儀洋

 

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

第384回の振動談話会の例会を下記の通り開催いたします。

今回は2件のご講演と株式会社クボタ 枚方製造所の見学を予定しています。

また、例会後に懇親会も開催いたしますので皆さま是非 積極的にご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

(バス、懇親会などの手配のため申込締切を1月末とさせて頂いております。何卒ご容赦ください)

 

              記

 

             第384回振動談話会

 

開催日 : 平成31年3月15日(金)

時 間 : 例会    13:30 ~ 17:10 

      懇親会 17:30 ~ 19:00

会 場 : 株式会社クボタ 枚方製造所 総合棟 大会議室(1F)

               〒573-8573 大阪府枚方市中宮大池1-1-1 (添付ファイル: 「クボタ 枚方製造所への案内地図.pdf」)

         

〇プログラム

 

 13:30~15:30 株式会社クボタ 枚方製造所の工場見学(建機製造工場とポンプ製造工場)

         概要:枚方製造所はクボタの中では唯一同じ工場内でまったく違う事業部が同居している製造所です。クボタ自体も複数の事業部を持っていることから、クボタの縮図のような工場だと言われています。今回の工場見学ではまったく違う2つの現場をご覧頂き、弊社の事業・モノづくりの幅広さを知って頂く機会となればと存じます。

 

 15:30~15:40 休憩

 

 15:40~16:25 講演1

    講演者:岩田 佳雄 先生(金沢大学)

     題目:機械力学に携わり40年

     概要:私は40年に渡り機械力学の分野で研究を進めてきました。当初は非線形振動である分数調波振動に興味を持っていましたが、その後様々なテーマを研究することになりました。そのうち主要テーマである機械の制振手法についての最近の研究成果を紹介します。パラメトリック励振を利用した2自由度系の制振、複数の振動子同士の衝突を利用したダンパ、片持ちはり型インパクトダンパ、制振合金を利用した動吸振器など、制振装置の製作の苦労を交えてお話しします。

 

 16:25~17:10 講演2

    講演者:山梶 喜弘 様(株式会社 エクセディ)

     題目:クルマの静粛化を支える駆動系の振動騒音対応技術

     概要:内燃機を搭載する自動車において、車両駆動系の捩り振動が要因となり引き起こされる「こもり音」と呼ばれる車内騒音の改善は、一般的に燃費性能との相反性がある。捩り振動の低減には、クラッチやトルクコンバータに内蔵される捩りダンパが有効である。本講演では、一般的な軽・乗用車からハイブリッド車やプレミアム車に及んで採用されている幾つかの捩りダンパの開発について紹介する。従来よりも低剛性かつ広角なダンパの適用によって、駆動系の捩り共振点が下限運転速度での燃焼周波数を大幅に下回る領域まで低減された。

 

 17:10~17:15 事務連絡

 17:30~19:00 懇親会 (総合棟 食堂2F)

 

※工場見学の申し込みについて

  同業他社の方も含め、見学を希望される方は、どなたでも申し込みは可能です。

  ただし参加可否の審査を致しますので、結果によってはご遠慮させて頂く場合がございます。

  予めご了承ください。

  (参加不可の場合は2月上旬に、ご連絡致します。)

※無料送迎バスを利用される方は下記をご確認ください。

  ・集合場所: 枚方駅から徒歩5分「ラポールひらかた」(添付ファイル「送迎バス乗り場の案内地図.pdf」)

   集合時間: 12:45 (12:50出発)

  ・帰りのバスは懇親会 終了後、総合棟から19:10出発となります。

※路線バスやタクシーでご来場される方は、守衛に団体名「振動談話会」と お名前をお伝えください。

※懇親会は無料です。  

※通勤バス(有料230円)の利用については、添付ファイル「通勤バスの利用方法.pdf」をご覧ください。

 路線バスの利用については、添付ファイル「クボタ 枚方製造所への案内地図.pdf」の2ページ目をご覧ください。

※会場(総合棟)にタクシーを呼ぶことができます。利用する場合は、受付カウンターにある「タクシー呼出専用電話」をご利用ください。

※当日、構内に「会場案内の看板」はございません。添付ファイル「構内の案内地図.pdf」をご確認の上、お越しください。

※社用車など車でのご来場はお控えください。

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11月

21日

第383回振動談話会のご案内

                                                                   平成30年11月1日
     第383回振動談話会のご案内
               幹事  岐阜大学 古屋 耕平
                   クボタ  三東 儀洋
拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、第383回例会を下記の通り開催致します。
今回は岐阜で開催いたします。会員の皆様に岐阜までお越し頂きますので
中部地区でご活躍の研究者、企業の方に3件のご講演をお願い致しました。
また会員の皆様からの話題提供,ご講演のご希望がございましたら
ご連絡頂けると幸いです(11月23日(金)締切)。
皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。
                              敬具
              記
             第383回振動談話会
開催日 : 平成30年12月10日(月)
時 間 : 13:30~17:20
会 場 : 岐阜大学 サテライトキャンパス
         〒500-8844 岐阜市吉野町6丁目31番地  
                    岐阜スカイウイング37 東棟4階(JR岐阜駅から徒歩5分)
       多目的講義室(大)
〇プログラム
[講演1] 13:30~14:10
 題目:   周期構造理論を用いた効率的なモデル化
 講演者:高阪 文彦 氏(ダッソー・システムズ株式会社)
 概要: 計算機の演算能力の向上により,大規模FEモデル解析が多く行われている.しかし,そのようなFE解析では高周波数域まで解析を行おうとすると,要素数が膨大になり計算効率が悪くなる,または,モード数が非常に多くなり寄与の高いモードを見つけることが難しくなるなど,設計をするにあたり効率的でなくなってくる.本発表では,そのような問題に対して効率的に解析を行うことができる周期構造理論を用いたモデリングについて述べ,その一つとして,風切り音予測におけるドアガラスシール(ランチャンネル)のモデル化について紹介をする.
[講演2] 14:10~14:50
 題目:   来るべきIoT時代に向けた新たな制御器設計について
 講演者:藪井 将太 氏(名古屋大学大学院 工学研究科 機械システム工学専攻)
 概要: 近年,情報機器の発展は目覚ましく,特にコンピュータの計算能力は飛躍的に向上し,大量のデータ処理が可能になっている.また,様々な「モノ」が情報交換することにより相互に制御する仕組みであるIoTに関する技術開発も盛んに行われ,近い将来,様々な「モノ」のIoT化が進むと予想される.このような背景の下,制御系設計においては,大量のデータをリアルタイムで情報交換できる環境を活かした,技術の開発が必要だと思われる.そこで,次世代の産業機器開発に向けたIoTとビッグデータを活かした制御系設計を提案する.
 (休憩)
[講演3] 15:00~15:40
 題目:   非線形超音波法を用いた固体の非破壊評価
 講演者:川嶋 紘一郎 氏((有)超音波材料診断研究所)
 概要:   大振幅正弦波バースト波を固体材料に入射し,材料内の異質部,弱結合部,閉口き裂などを揺り動かしたときに発生する正弦波からのわずかな波形ひずみをFFTにより高次高調波振幅として定量化し,その振幅をマッピングする高調波画像化法とその適用例について紹介する.一定厚さの板状構造の厚さ方向共振周波数を持つ長いバースト波を入射し定在波振幅を増大させ,超音波探触子を平面内で走査する局部共振高調波法を用いると,金属板の部分塑性域,接着剤の硬化過程,異種材料接着面の状況などを可視化できることを示す.従来超音波法で不可能であった材質変化部の検出可視化が可能となった.
[講演4] 15:40~16:20
  題目:岐阜大学の研究センターと機械力学研究室の研究紹介
 講演者:古屋 耕平(岐阜大学 工学部 機械工学科)
  概要:岐阜大学では,加工技術およびIoT,AIを活用する生産システムの研究を行う次世代金型技術研究センター,新しい複合材料の開発を目指したGuコンポジット研究センターを立ち上げています.それらの研究センターの紹介と岐阜大学 機械力学研究室での振動・波動の観点に基づいた研究内容,特に過渡解析を利用した実物と有限要素モデルの乖離要因の特定など,時間領域の解析を利用した分析法を紹介します.
 (休憩)
[講演5] 16:30~17:10
 題目:   多関節ロボットによる高精度金属研磨に向けた取り組み
              ~多関節ロボットの高精度位置決め制御と手先アクチュエータによる高精度力覚制御~ 
 講演者:伊藤 和晃 氏(岐阜大学 工学部 機械工学科)
 概要: ロボットを利用した生産工程の自動化が進められている中,熟練技術者による高精度金属研磨作業に代表される「匠の技術」をロボットにより再現する試みがある.その実現には,人間の腕に相当するロボットアームを高精度に位置制御しつつ,人間の手や指に相当する手先アクチュエータを高精度に力覚制御することが求められる.本講演では,ロボットアームを高精度位置決めするためのモデリング手法ならびに位置決め制御手法と,手先アクチュエータによる高精度力覚センシングならびに力覚制御手法について紹介する.
[諸連絡]17:10~17:20
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9月

28日

第382回振動談話会のご案内

                           平成30年9月20日
     第19回秋季技術交流フォーラムのご案内

               幹事  大阪府立大学  新谷 篤彦
                   パナソニック  伊藤 雅人

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第19回秋季技術交流フォーラムを下記の通り開催致します
皆様、是非参加頂けますようお願いします。
                                               敬具

              記

            第19回秋季技術交流フォーラム

主催  日本機械学会関西支部
日 時 2018年10月20日(土) 10:10~19:00
場 所 和歌山大学 (和歌山市栄谷 930 番地)
               https://www.wakayama-u.ac.jp/about/access.html
参加登録料 正員・懇話会会員・協賛団体会員:5, 000 円
      関西支部シニア会会員:1, 000 円

特別講演 16:10~17:10 「パワーアシストスーツの研究開発から商品化まで」 和歌山大学 名誉教授
八木栄一氏(パワーアシストインターナショナル㈱ 代表取締役)
懇 親 会 17:30~19:00(参加登録者は無料)
     http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum19.pdf

「機械の音と振動研究懇話会」と「振動談話会」との共同企画
●第1室(A101 室)テーマ「次世代を切り拓く若手研究者の講演フォーラム」
 [座長 宇津野秀夫(関西大)]
10:10~10:55 「大偏心回転軸を支持する各種気体軸受の軸振動低減効果に関する比較研究」 /伊勢智彦(近畿大)
10:55~11:40 「慣性センサによる人の運動計測と医療・福祉分野への応用」/伊藤彰人(同志社大)
11:45~12:30 「衝突振動系に発生する低周波振動の特性解明と動吸振器による制振」/森 博輝(九州大)
[座長 辻内伸好(同志社大)]
13:30~14:15 「モード分割に基づく人間の行動のモデル化・解析とその応用」/奥田裕之(名古屋大)
14:15~15:00 「拘束系の力学から着想を得た連成問題の考え方」/原 謙介(東工大)
15:10~15:55 「部分構造変更・除去法を用いた連続体の振動解析」/山田啓介(関西大)

***********************************************************************
○参加人数把握のため、幹事(パナソニック伊藤)まで出欠のご連絡をE-mailにて
お願い致します。(9月28日(金)まで)
   お名前        :
   ご所属        :
ご出席/ご欠席(講演会)
ご出席/ご欠席(懇親会)
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講演概要
伊勢智彦(近畿大学)「大偏心回転軸を支持する各種気体軸受の軸振動低減効果に関する比較研究」
メンテナンスフリーな回転型加振機に使用する大偏心回転軸を支持するために,気体圧力を能動的に制御し,軸受面形状を非対称にする複数の方式の軸受を開発した.本講演では,それぞれの軸受で発生する軸振動の低減効果について比較する.

伊藤彰人(同志社大) 「慣性センサによる人の運動計測と医療・福祉分野への応用」
慣性センサを用いた人の運動計測システムは実験室環境下でしか計測できなかった情報をリハビリ現場などで手軽に計測することを可能にする.本講演では,計測システムの概要,及び適用事例として痙性麻痺歩行特性を本システムにより
評価した結果を報告する.

森 博輝(九州大)「衝突振動系に発生する低周波振動の特性解明と動吸振器による制振」
衝突を利用する機械では,自励振動に類似した低周波振動が発生して問題となることがある.本講演では,この現象の特性および発生メカニズムについて検討した結果を述べるとともに,動吸振器による制振が可能であることを示す.

奥田裕之(名古屋大学) 「モード分割に基づく人間の行動のモデル化・解析とその応用」
人間の行動は一般に複雑だが,時に複数の単純な動作の組み合わせと見なせる場合がある.このような仮定に立ち,自動車の運転行動を対象として,モード分割に基づく行動のモデルと得られたモデルを用いた行動解析,行動支援系設計に関する研究例を紹介する.

原 謙介(東工大)「拘束系の力学から着想を得た連成問題の考え方」
マルチボディダイナミクスや流体構造連成問題では,2つ以上の系を何らかの方法で連成させる必要がある.この連成過程に拘束の概念を応用することで,新たな形の連成運動方程式の導出や計算の効率化につながった例を紹介する.

山田啓介(関西大) 「部分構造変更・除去法を用いた連続体の振動解析」
部分構造合成法では全体を部分構造に分け,それらの連成を考えてつなぎ合わせることで全体の振動問題を解くが,本講演では全体から一部の構造を除去,または変更することで振動問題を解く方法を報告する.

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9月

14日

第381回振動談話会のご案内

                                             平成30年9月12日
     第381回振動談話会のご案内

               幹事  大阪府立大学  新谷 篤彦
                   パナソニック  伊藤 雅人


拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第381回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。                                            

                              敬具

              記

             第381回振動談話会

開催日 : 平成30年9月27日(木)
時 間 : 14:30~17:00
会 場 : 大阪市立大学 梅田サテライト
         〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600
      (大阪駅前第2ビル6階)
      大講義室101
      https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access

〇プログラム
 [開催挨拶]14:30-14:40

 [講演1] 14:40~15:20
  講演の題目:植物概日振動子集団の同期率低下に伴う位相応答の変化
  講演者:増田亘作 (大阪府立大学大学院工学研究科(日本学術振興会特別研究員))
  講演概要:
    植物概日時計は個々が概日リズムを刻む細胞の集団として構成されている.本講演で
   は,植物を個体レベルでみた場合に現れる,細胞間同期と外部入力との同期との関係
   性について実験の結果と理論を通して紹介する.

 [講演2] 15:20~16:00
  講演の題目:シール動特性計測試験によるCFD解析手法の検証
  講演者:岩﨑真人(三菱重工業株式会社 総合研究所)
  講演概要:
   大型回転機械では、性能向上のために、翼列段数の増大やロータ径の低減、ラ
  ビリンスシールのクリアランス低減が指向され、軸剛性が低下しシール流体力が増
  加する傾向にある。
   本講演では、シール流体力の予測精度向上のために実施した、要素試験によるシー
  ル動特性計測結果およびCFD解析手法の検証結果について紹介する。
  要素試験では、蒸気タービン実機と同程度のシール形状で動特性を計測するため
  Φ500mmのロータを使用し、電磁加振器によってロータを振れ回り加振することで
  シール流体力を計測した。
   CFD解析では、振れ回りの回転座標系で解くWhirling Rotor法を適用し、減衰項も
  含めて定常解析によって評価可能とすることで、CFDによる高精度な励振力予測を高
  速化している。

 (休憩)

 [講演3] 16:10~16:50
  講演の題目:巻線をセンサとして活用した低騒音モータの開発
  講演者:吉桑義雄(三菱電機株式会社 先端技術総合研究所)
  講演概要:
   モータは様々な機器に幅広く用いられており、国内消費電力の1/2以上を占める
  といわれている。しかし高効率化の取り組みを実施すると騒音が増大することが
  多いため、騒音の主要因となるモータの軸ずれ量がほぼゼロとなるモータ量産化
  技術を開発した。本技術を用いることにより、従来と比べて画期的に低騒音な
  モータを開発でき、高効率化も実現した。

 [諸連絡]16:50-17:00

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○参加人数把握のため、幹事(伊藤)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願
 い致します。(9月19日(水)まで)
   お名前    :
   ご所属    :
   振動談話会  :  ご出席/ご欠席
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7月

27日

第5回若手研究交流会のご案内

                                                        2018年7月23日

振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会会員各位

 

              振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

   振動談話会 第5回若手研究交流会のご案内
        (共催:機械の音と振動研究懇話会)

 盛夏の候,振動談話会会員の皆様におかれましては益々ご清祥の
こととお慶び申し上げます.

 今回で第5回となる振動談話会若手研究交流会ですが,
今回も「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」の共催という形で
開催する運びとなりました.

本会は発表者を40歳以下程度とし,要望の多かったディスカッション
重視であることが最大の特徴です.
また,振動分野のベテラン研究者による特別講演に加えて
今年度は音響計測セミナーも開催いたします.
この分野の将来を担う若手の鍛錬の場としてご活用ください.

奮ってご参加いただけますよう,実行委員一同よりお願い申し上げます.
詳細については添付の開催案内をご確認ください。


             記


開催日時:2018年9月14日(金),15日(土)
会   場:KKRびわこ(http://www.kkrbiwako.com/)
      滋賀県大津市下阪本1-1-1
      TEL:077-578-2020 FAX:077-578-8590 

音響計測セミナー:9月14日午前開催
 講師:株式会社東陽テクニカ 井口 氏

特別講演: 9月14日午後開催
 「実験計測に基づく振動騒音解析法とその応用技術」
 講師:吉村 卓也 氏  
 首都大学東京 システムデザイン学部 機械システム工学科 教授

申込期限:2018年8月10日(金)
申込方法: 申込については,下記の申込ページにアクセスし,
      下記のA)~G)をフォームに入力してください.
      40 歳以上でディスカッションにご参加くださる方は
      E)にて「聴講者」を選択ください.
A)      お名前
B)      ご所属
C)      メールアドレス
D)      ご性別
E)      セッションの希望:研究セッション,技術討議セッション,
     自己紹介,聴講者のうちから選択
F)      参加予定と宿泊の有無:計測セミナー,講演会,自由討論会への
     参加の有無と宿泊の有無を回答ください.
G)      その他連絡事項など


申込ページURL:https://www.t.kyoto-u.ac.jp/fs/mmc/sindowakate

問合せ先:実行委員会 Email: sindou_wakate @ t.kyoto-u.ac.jp

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7月

12日

第380回振動談話会のご案内

                                             平成30年7月11日
     第380回振動談話会のご案内

               幹事  大阪府立大学  新谷 篤彦
                   パナソニック  伊藤 雅人


拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第380回例会を下記の通り開催致します。
見学会(パナソニック(株)プロダクト解析センター)と
交流会を開催させて頂きます。
暑い時期ですが、皆様是非積極的な参加をいただきますよう、
ご案内申し上げます。
                                             敬具

              記

             第380回振動談話会

開催日 : 平成30年7月26日(木)
時 間 : 13:30~17:00
会 場 : パナソニック株式会社
      〒571-8686 大阪府門真市大字門真1048
      ワンダーラボ:プレゼンテーションルーム
      ワンダーラボへのアクセス
https://www.panasonic.com/jp/corporate/wonders/pdf/wlo_map.pdf
      プレゼンテーションルームhttps://www.panasonic.com/content/dam/panasonic/jp/corporate/wonders/wlo/floormap_closeup.jpg

〇プログラム
[受付] 13:00- 受付開始
[開催挨拶] 13:30-13:35
[講演1]13:35-14:10
 講演の題目:振動を利用したロボットの運動生成
 講演者:田熊 隆史(大阪工業大学 准教授)
   機械工学の分野では振動は制御性能の低下,破損の原因などから,これをいかに抑え
  るかが大きな課題の一つとなっている.ロボット工学の分野でも同様に,振動は望ま
  ないノイズとして扱われ,それを抑えるための制御方法などが考案されている.一方
  でロボットの持つ振動の特性を積極的に取り込み,エネルギ効率良く運動を実現する
  手法も提案されている.本講演では自身の動特性を利用して歩くヒト型ロボット「受
  動歩行ロボット」を対象に,体幹部の振動を利用することで運動が操作可能であるこ
  とを,自身の研究を題材に紹介する.

[講演2]14:10-14:45
 講演の題目:主成分モード分析によるPMSMモータ騒音発生メカニズムの把握
 講演者:玉理 順造(株式会社エステック)
 概要:
  高周波領域におけるモータ騒音解析では、
  構造体がもつ固有モード密度が高い傾向にある。
  そのため共振メカニズムの把握が困難であることが多く、
  通常の固有モード分析では対策部位の選定を誤ってしまう可能性がある。
  そこで主成分モード分析の適用により、
  騒音の主要因となる支配的なモードのみを抽出し、
  対策に直結する有用な分析結果を効率的に得ることが出来る。
  本報告ではシンプルなモータASSYモデルを用いて、
  放射音低減を目的とした主成分モード分析手法の有用性を紹介する。

 休憩  14:45-14:55

[講演3]14:55-15:30
 講演の題目:シーリングファンにおけるローターダイナミクス手法(MSC.Nastran)の活用による
      振れ回り共振の評価と最適化検討
 名前:小方 弘成(パナソニックエコシステムズ株式会社)
        畠澤 作二郎(エムエスシーソフトウェア株式会社)
 概要:
  「2015エムエスシーユーザーカンファレンス講演から抜粋+新機能紹介」
  東南アジアを中心に普及しているシーリングファンの開発設計の中で
  振れ回り共振のモデル化と解析を行い、製品構成の評価と最適化を図る取組みについて概説する。
  また、その後強化されたMSC.Nastranローターダイナミクスの最新機能を紹介する。

[見学]15:30-16:45
  プロダクト解析センター(徒歩移動時間含む)

[諸連絡]16:50-17:00

[懇親会] 17:15-19:30
  西三荘駅地下:龍泉亭

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5月

29日

第379回振動談話会のご案内

                                             平成30年5月29日


     第379回振動談話会のご案内

 

               幹事  大阪府立大学  新谷 篤彦
                     パナソニック  伊藤 雅人

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

第379回例会の講演概要についてご連絡させていただきます。
概要のご連絡が遅くなり大変申し訳ございません。

                                             敬具

              記

             第379回振動談話会

開催日 : 平成30年6月4日(月)
時 間 : 14:30~17:00  
会 場 : 大阪市立大学 梅田サテライト
         〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600
      (大阪駅前第2ビル6階)
      大講義室101
      https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access

○プログラム

[連絡]14:30-14:40 開催挨拶

[講演1] 14:40~15:20
講演の題目:海中音響観測による海棲哺乳類の生態モニタリング
名前: 有馬 正和(大阪府立大学 教授)
概要:近年、高速旅客船と大型鯨類の衝突事故が頻発しており、海棲哺乳類との共生が求め
られています。本講演では、海中音響観測システムを用いて海棲哺乳類の鳴音から
生態行動を推定・評価する手法について紹介します。

[講演2] 15:20~16:00
講演の題目:リハビリテーションロボットに関連する振動問題と制御
名前: 澤田 祐一(京都工芸繊維大学 教授)
概要:近年,リハビリテーションの分野において,制御技術が使われ始めている.脳卒
中による片麻痺患者の歩行リハビリでは,歩行がリミットサイクルであることを
利用した制御が適している.講演では,演者のグループで開発中の装着型運動支
援システム(Orthobot)について紹介する.

(休憩)

[講演3] 16:10~16:50
講演の題目:地盤調査のための小型ボーリングマシンの基礎研究
名前: 中川 智皓(大阪府立大学 准教授)
概要:パーカッション型の可搬式の小型ボーリングマシンを用い、その振動を利用して、地
表面に設置した複数の地震計で振動波形を計測し、3次元的に地下構造の計算をするこ
とを考える。

[諸連絡]16:50-17:00

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3月

15日

第378回振動談話会のご案内

201837

振動談話会会員各位

         第378回振動談話会のご案内

 

幹事 龍谷大学   金子 康智

特許機器      栄栄

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

378回の振動談話会の例会を下記の通り開催いたします.

皆さま是非積極的にご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

                                                         敬具

                        

 

                378回振動談話会

 

開催日 : 平成3037日(

時 間 : 13301735

 

会 場 : 株式会社ユーシン精機

     601-8205 京都市南区久世殿城町555番地

地図は、下記のURLに記載の「株式会社ユーシン精機本社工場」となります。

(大まかな地図で恐縮ですが)

 https://www.ype.co.jp/corporate/access/

 

プログラム

13:30  13:55株式会社ユーシン精機入門        

14:00  14:05 挨拶

14:05  15:30 会社概要説明・工場見学 

(休憩、コーヒーブレイク)       

[講演1]15:50   16:20

「新しい再生エネルギー手法:高空風力発電の研究開発について」

講演者:TMIT(東京メトロポリタン工学研究所)研究開発部

    首都大学名誉教授 藤井 裕矩

 

[講演2]16:2016:50

「減衰系に対する直列二重動吸振器の代数的厳密解の導出」

講演者:兵庫県立大学 浅見 敏彦

概要:二重動吸振器の最適化は,単一質量の動吸振器に比べると最適解の導出は極めて困難で,昔は数値的な近似解のみが報告さ    れていた。ところが,最近では Mathematica を始めとする数式処理ソフトウェアの能力が向上したこともあって,代数的な厳密解に手が届くようになってきた。著者も直列の二重動吸振器については,動吸振器の三つの最適化規範,すなわち Hinf 最適化,H2 最適化,および安定度最大化のすべてに対して代数的厳密解の導出に成功していた。しかしながら,これまで得られていたすべての解析解は,いずれも主系に減衰のない特別な場合であった。著者は,この度,主系に減衰が存在する場合にも上記の三つの規範に対して代数的厳密解を得ることに成功した。

 

[講演3]16:50:17:20

「究極の安心・安全、無周期3次元免震を目指して」

講演者:摂南大学 安田 正志

17:30  17:35 事務連絡

(移動)

 

18:00頃 ~ 懇親交流会 あたか飯店(予定) http://www.ataka-hanten.co.jp/kyoto/    

11月

22日

第377回振動談話会のご案内

                       2017年11月22日

振動談話会会員各位

 

     第377回振動談話会のご案内

 

                    幹事 龍谷大学   金子 康智

                      特許機器    顧  栄栄

 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

第377回の振動談話会の例会を下記の通り開催いたします.

皆さま是非積極的にご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

              敬具

 

                       記

 

                第377回振動談話会

 

開催日 : 平成29年12月4日(月)

時 間  : 13:30~16:15

会 場  : 龍谷大学 大阪梅田キャンパス セミナールーム

          〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2

ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階

http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/index.html

 

○プログラム

[開催挨拶] 13:30-13:40

 

[講演1] 13:40-14:20

「蒸気発生器U字型伝熱管群の地震時振動挙動シミュレーションに関する研究」

講演者:三菱重工業(株)総合研究所 門出匡胤

概要:

従来は,蒸気発生器伝熱管群の地震時の振動特性を解析で模擬するための実用的な手法として複数の伝熱管を集約した簡易モデルを用いていたが,本研究では蒸気発生器伝熱管群を構成する全ての部材を個別に梁要素で模擬した全数モデルを構築した.また、構築した全数モデルを用いることで,実機大試験体での加振試験結果(固有振動数,応力分布の傾向及び応力値)を再現できることを確認した。

 

[講演2] 14:20-15:00

「構造物の異状監視方法や特殊環境下における振動計測方法の事例紹介と振動シミュレーション摩耗試験装置のモデル試験結果例の紹介)」

講演者:国際振音計装(株) 由良昌史

概要:

ガスタービンなどの高温環境下における振動計測方法の事例、ディーゼルエンジンクランク軸のねじり振動数を非常に簡便的に計測出来るねじり振動計測装置の事例、インフラ構造体のボルトゆるみなどの異状検出方法に関するモデル試験結果事例を紹介する。 また、熱交換器の伝熱管などに見られる摩耗事象に関し、伝熱管の挙動例(同心や偏芯の振れ回り、インパクト)を模擬したモデル試験を行い、挙動と摩耗量の計測事例について紹介する。

 

【コーヒーブレイク】 15:00-15:20

 

[講演3] 15:20-16:00

「超音波プラスチック溶接における接合部動的挙動の予測精度の向上」

講演者:福井大学学術研究院工学系部門機械工学講座 鞍谷文保

概要:

超音波プラスチック溶接は熱可塑性プラスチックの接合に広く用いられている.被接合部品に超音波振動を印加することで,接合部に摩擦や交番ひずみによる発熱が生じ,接合部が局所的に溶融し溶接される.本講演では,動的接触解析を用いて接合部の動的挙動予測するための解析方法と,被接合部品に印加する静加圧力と接合部摩擦係数が予測精度に及ぼす影響を紹介する。

 

[諸連絡] 16:00-16:15

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10月

02日

第376回振動談話会のご案内

                                              平成29年10月2日
          第18回秋季技術交流フォーラムのご案内

                幹事  龍谷大学    金子 康智
                    特許機器        顧  栄栄

 拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第18回秋季技術交流フォーラムを下記の通り開催致します。
 皆様是非積極的な参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

                                              敬具

               記

             第18回秋季技術交流フォーラム

主催  日本機械学会関西支部
 日 時 2017年10月21日(土) 10:30~19:00
場 所 神戸大学(神戸市灘区六甲台町1-1)
          http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum18.pdf
参加登録料 正員・懇話会会員・協賛団体会員:5, 000 円
       関西支部シニア会会員:1, 000 円,
 特別講演 10:30~11:30 「ロボット支援手術の現状と今後の展望」
              神戸大学医学部附属病院 病院長 藤澤正人
 懇親会 17:30~19:00(参加登録者は無料)
           会場   瀧川記念学術交流会館

 「機械の音と振動研究懇話会」と「振動談話会」との共同企画
テーマ「非線形振動・自励振動の最近の研究紹介」

●第4室(LR301室)
[座長 宇津野秀夫(関西大)]
13:00~13:50「モード連成による自励振動の発生」/栗田 裕(阪産大)
13:50~14:50【基調講演】
  「新型複素モード解析による自励振動の発生メカニズムの解明と防止対策」
 /近藤孝広(九州大)

[座長 金子康智(龍谷大)]
15:00~16:00【基調講演】
 「ロータダイナミクス分野における非線形振動の解析と非線形現象を援用した制振」
 /井上剛志(名古屋大)
16:00~16:50「蒸気タービンのスティームホワールの研究」/神吉 博(神戸大名誉教授)

 講演「モード連成による自励振動の発生」/栗田 裕(阪産大)
  自励振動は,自らの振動がフィードバックされて加振力を生み出す動的不安定現象である。振動数が近い2つの固有振動が連成して生じる自励振動の例として,ディスクブレーキの鳴きと薄肉円筒のびびり振動を紹介する。

 基調講演 「新型複素モード解析による自励振動の発生メカニズムの解明と防止対策」/近藤孝広(九州大)
  本講演では,様々なエネルギー変換機構を有する自励振動を対象として,新型複素モード解析により発生メカニズムを可能な限り統一的に解明するとともに,合理的な発生防止法を開発するための方法論について説明する.

 基調講演「ロータダイナミクス分野における非線形振動の解析と非線形現象を援用した制振」/井上剛志(名古屋大)
  ロータダイナミクス分野を中心に,ジャーナル軸受による自励振動の特性予測,遠心振り子ダンパの制振性能解析,振れ回り振幅が大きいときの平行環状シールの流体力の非線形解析など,非線形振動の解析事例と非線形性を利用した制振手法を紹介する。

 講演「蒸気タービンのスティームホワールの研究」/神吉 博(神戸大名誉教授)
スティームホワールは蒸気タービンのロータが蒸気の力で振れまわる自励振動で1960年代より研究されてきた。実用的にはかなり解決しているが、最近の蒸気条件の向上と容量、性能の向上ニーズにより再び問題となっている。ここでは講演者の40年以上にわたる研究を紹介する。

9月

19日

第375回振動談話会のご案内

                                 2017年9月15日

振動談話会会員各位

 

    第375回振動談話会のご案内

 

               幹事  京都大学    河野 大輔

                   コベルコ科研  廣岡 栄子

 

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 

 第375回の振動談話会の例会を下記の通り開催いたします.

前期の最後の例会になります。設備見学、交流会も開催いたしますので、

皆さま是非積極的にご参加頂きますよう、ご案内申し上げます。

 

                                           敬具

 

                    記

 

                第375回振動談話会

 

開催日 : 平成29年9月25日(月)

時 間 : 13:00~17:00

会 場 : 京都大学 桂キャンパス

          〒615-8520 京都市西京区京都大学桂

          CクラスターC3棟a1S02室

        http://www.t.kyoto-u.ac.jp/ja/access/katsura

 

○プログラム

[開催挨拶]13:00-13:05

 

[講演1]13:05-13:50

  「歯車振動の基礎とその解析手法について」

講演者:鳥取大学 本宮 潤一 助教

  概要:

本講演では動力伝達系の振動発生原因の一つである歯車振動を取り上げその基礎を解説する.
また,このような回転機械の状態監視に対して有効な信号処理技術について紹介する.
※学生・若手向けチュートリアル講座
 
[講演2] 13:50-14:35

  「送電線の非線形を考慮した地震応答解析」
講演者: コベルコ科研 機械・プロセスソリューション事業部 下池 利孝

概要:

   鉄塔-送電線系は、ライフラインで欠かす事の出来ない電気を供給する設備であり、

巨大地震の発生に対して,耐震性の検討が進められている。これらの巨大構造物の

実機加振試験は不可能なことから、数値シミュレーションに頼らざるを得ないため、

解析モデルは実体の挙動を的確に反映したものとする必要がある。本解析は、圧縮を

負担しない送電線に非線形性トラス要素を用いて、巨大地震時の解析を行い、線形モ

デルとの比較を行った。また、地震動の2方向同時入力および鉄塔間の時間遅れに

ついても検討した。

 

[研究室見学] 14:45-15:50

精密計測加工学研究室 実験室見学

機械加工における振動に関する研究,

アディティブマニュファクチュアリングの研究

 
[講演3] 16:00-16:45

  「工作機械支持部の減衰付加」

講演者: 京都大学 博士課程 森 幸太郎 

  概要:

  工作機械においてロッキングモードを示す低周波振動を低減するためには,

支持部の減衰を増大することが不可欠である.

一方で,加工性能の観点からは支持部の剛性も維持しなければならない.

しかし,従来の振動絶縁に主眼を置いたパッシブな方法では,

支持部の減衰を増大させる一方で剛性を低下させていた.

そこで,既存支持部に対して並列にダンパを接続することで,

支持部の剛性を維持したまま減衰を増大させる方法を提案した.

本手法のモデルと実機への適用例について紹介する.

 
[諸連絡] 16:50-17:00
 
[交流会] 17:30-19:30
大学内のレストランで交流会を行います。

レストラン・ラコリーヌ

http://madoi-co.com/restaurant/la-colline/

※交流会の参加費1,000円(当日、徴収させて頂きます)。

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7月

28日

第4回若手研究交流会のご案内

                                2017年7月28日
振動談話会会員および機械の音と振動研究懇話会の会員各位
 
              振動談話会若手研究交流会実行委員会
 
   振動談話会 第4回若手研究交流会のご案内
       (共催:機械の音と振動研究懇話会)
 
 盛夏の候,振動談話会会員の皆様におかれましては益々ご清祥の
こととお慶び申し上げます.
 
 今回で第4回となる振動談話会若手研究交流会ですが,
今回も「振動談話会」と「機械の音と振動研究懇話会」の共催という形で
開催する運びとなりました.
 
本会は発表者を40歳以下程度とし,要望の多かったディスカッション
重視であることが最大の特徴です.また,若手技術者の講演だけでなく,
振動分野のベテラン研究者による特別講演も企画しております.
この分野の将来を担う若手の鍛錬の場としてご活用ください.
 
奮ってご参加いただけますよう,実行委員一同よりお願い申し上げます.
詳細については添付の開催案内をご確認ください。
 
             記
 
開催日時:2017年9月8日(金),9日(土)
会   場:KKRびわこ(滋賀県唐大津市)
 
特別講演(9/8開催):
  「建設機械のダイナミクス性能予測とロボット化」
  講師:今西 悦二郎 氏  
       弘前大学 理工学部機械科学学科 教授
 
申込期限:2016年8月4日(金)⇒2017年8月11日(金)

 
申込方法: 申込については,下記の(A)~(G)を記入して
                 メールで下記申込先のメールアドレスまでご連絡ください.
                 40 歳以上でディスカッショ ンにご参加くださる聴講者の方は
                 (E)に「聴講者」とご記入ください.
 <連絡頂きたい事項>
  (A)お名前:
  (B)性別:(宿舎の部屋割り検討のため)
  (C)ご所属:
  (D)メールアドレス:
  (E)参加形式:
    A(講演会+自由討論会+宿泊),B(講演会+自由討論会),C(講演会のみ)
  (F)セッションの希望:
    研究セッション(講演時間15分/20分/30分を指定),
    技術討議セッション,自己紹介,聴講者のうちから選択
  (G)その他連絡事項など:

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7月

17日

第374回振動談話会のご案内

                                             平成29年7月14日

 

         第374回振動談話会のご案内

 

 

 

               幹事  京都大学    河野 大輔

                   コベルコ科研  廣岡 栄子

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第374回例会を下記の通り開催致します。

通常は3回目に実施している見学会(製鉄所、4Poster試験機)と交流会

を今回開催させて頂きます。

暑い時期ですが、皆様是非積極的な参加をいただきますよう、

ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             第374回振動談話会

 

時 間 : 13:00~17:00

会 場 : 加古川商工会議所 1階 展示ホール

          〒675-0064 兵庫県加古川市加古川町溝之口800番地

http://kakogawa-cci.or.jp/access.html

 

○プログラム

[開催挨拶]13:00-13:05

 

[講演1]13:05-13:45

  「振動入力に対する幼児頭蓋内の動的応答と損傷評価」

講演者:同志社大学 辻内 伸好 教授

  概要:

幼児に関しては転倒およびその他の事故からだけでなく,激しい揺さぶり

(幼児揺さぶられ症候群:SBS)によって頭部外傷が生じると報告されている.

ここでは定量的な評価を行うため,大型加振機を用いて透過頭蓋骨頭部を有する

6 ヶ月児ダミーを加振し,揺さぶり行為を再現した実験を実施した.

また,幼児頭部を内部構造も含めた詳細な有限要素モデルを作成し,加振振動実験

から取得した頭部の加速度および角速度を入力として,揺さぶり動作を再現した

シミュレーション解析を行った.以上の結果を基に,架橋静脈が破断する閾値と

比較検証を行うことで,揺さぶり振動が幼児頭部に与える影響およびその危険性を

検証した.

 

[講演2]13:45-14:25

  「切削加工プロセスに関わる工作機械と工作物の動剛性評価」

講演者: 京都大学 河野 大輔 准教授

  概要:

  切削加工プロセスにおいて,工具ー工作機械ー工作物で構成される工具ー工作物間

ループの動剛性は加工能率に大きな影響を与える.ここでは,5軸制御工作機械に

おける工具ー工作物間ループの動剛性を測定し,回転軸の角度が動剛性に与える影響

を調べた結果を報告する.また,加工条件設定に活用するために,工作物の動剛性を

機上で測定する方法について述べる.

 

[見学について]14:25-14:35 コベルコ科研 廣岡

①  神戸製鋼所 加古川製鉄所 厚板工場

②  コベルコ科研 振動実験棟 4Poster試験装置

 

[見学] 14:40-16:50

14:40 商工会議所をバスで出発

15:00 神戸製鋼所 加古川製鉄所 厚板工場の見学

15:40  振動実験棟にバスで移動

15:50 振動実験棟内 4Poster試験装置の見学

16:30 商工会議所にバスで移動

 

[諸連絡] 16:50-17:00

 

加古川駅周辺で交流会を行います(17:15-19:30)。

 

※工場見学につきましては、

 同業他社の方のご参加をお断りする場合があります。

 予めご了承ください。

 

※交流会は無料です。

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5月

23日

第373回振動談話会のご案内

                                             平成29年5月17日

 

         第373回振動談話会のご案内

 

               幹事  京都大学    河野 大輔

                   コベルコ科研  廣岡 栄子

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第373回例会を下記の通り開催致します。

皆様是非積極的な参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             第373回振動談話会

 

開催日 : 平成29年6月5日(月)

時 間 : 13:30~17:00

会 場 : 龍谷大学 大阪梅田キャンパス セミナールーム

          〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2

       ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階

        http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/index.html

 

○プログラム

[開催挨拶]13:30-13:40

 

[講演1]13:40-14:20

  「Jupiterをベースとして振動疲労解析システムのご紹介」

講演者:株式会社テクノスター 項殿祥(シャン ディアン シャン)さま

  概要:

 

FEA動解析あるいはマルチボディダイナミックス(MBD)の応答解析結果をもとに疲労評価を行うシステムを紹介する。

本システムはテクノスターの次世代CAEプラットフォームJupiterをベースにしたものであり、各解析の入力データ

作成から結果評価までを簡単な操作で行うことが可能である。

 

[講演2]14:20-15:00

「超長尺内面研削スピンドルの開発(加工時の振動特性と加工内面の幾何特性)」

講演者:中部大学 安達 和彦 教授

概要:

小径深穴の内面研削に特化した回転突き出し部分のL/Dが13を超える超長尺スピンドルを開発した。

開発したスピンドルは長大なオーバーハング部を有しかつオーバークリティカルで運転する回転機械であるが、

内面研削に使用するため,加工時の振動特性と加工内面の幾何特性が最重要課題となる。

内面研削時のスピンドルの振動特性を打撃試験で実測評価するとともに、加工内面の幾何特性について評価した。

その結果、開発した超長尺スピンドルでは加工中に振動問題を引き起ことがなく、L/Dが5以下の従来の内面研削

スピンドルで達成できる加工内面の幾何特性と同等の加工内面が得られることが実証できた。

 

【コーヒーブレイク】15:00-15:20

 

[講演3]15:20-16:00

「実用イナータの動特性についての理論的考察」

講演者:中部大学 小川 亜樹 さま

概要:

機械振動系の振動特性を改善する新しい受動要素としてイナータがある。

イナータの研究は従来、1自由度振動系に限定されたものであり、イナータの本質が解明されていない。

本研究では、内部機構や構成部品の質量を考慮したイナータ装置を対象に、その動特性を理論的に考察した。

その結果、外力の周波数に応じて変化する剛性と解釈できる機能と、端子間での慣性を授受する機能の合成と

解釈できるという新しい知見を得た。

 

[講演4]16:00-16:40

「慣性センサを用いた運動計測とその応用」

講演者:同志社大学 伊藤 彰人 准教授

概要:

現在、人の運動計測には光学式のモーションキャプチャシステムが使用されている。

しかし、カメラの死角が生じやすい環境下では、十分な運動計測が出来ないなどの問題がある。

そこで、本講演では、上記の問題を解決するために開発した慣性センサを用いたウェアラブルな運動計測システム

について紹介する。

 

[諸連絡]16:40-16:50

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2月

08日

第372回振動談話会のご案内

                                                平成29年02月02日
               第372回振動談話会のご案内

               幹事  徳島大学  日野 順市
                   三菱電機  菅原 正行

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第372回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。


              記

             第372回振動談話会

開催日 : 平成29年3月2日(木)
時 間 : 13:20~17:00
会 場  : 三菱電機株式会社 京都製作所 大ホール
      〒617-8550 京都府長岡京市馬場図所1番地
      JR長岡京駅より徒歩5分

○プログラム

[連絡]13:20-13:30 開催挨拶

[見学]13:30-14:50
 ※AVプラザ、VISプラザ、ENEDIAハウス
 (見学ルートは、参加人数で変更の可能性が有ります)

[休憩]14:50-15:00 

[講演1]15:00-15:30

「ロープ滑りを考慮したエレベータロープの張力挙動解析」
  中澤 大輔(三菱電機株式会社)

要旨:
複数本のロープによりかごが吊り下げされるエレベーターでは,各ロープの伸びや剛性差,シーブ溝摩耗等の状態に応じて,エレベーターの昇降とともにロープ張力が変動する.この張力変動により各ロープの張力条件が限界トラクション比に達すると,ロープがシーブ上で滑る現象が発生する.本講演では,このロープ滑りに関して,複数本のロープからなるエレベーターの解析モデルにより張力挙動を評価した結果を示し,ロープ滑りを伴う張力挙動のメカニズムについて概説する.

[講演2]15:30-16:10

「散乱音場の計算手法について」
  秋下 貞夫(立命館大学)

要旨:
散乱音場の理論解については,円柱に入射する平面波の回折音場,
塀の回折音場などがよく知られている.前者はヘルムホルツ方程式の解として円柱への入射平面波を第1種ベッセル関数の級数展開で表現し,円柱による反射波を未定係数つきで第2種ベッセル関数展開で表すその未定係数は円柱表面の境界条件の適用により定める,という手法がよく知られている.

塀の回折音場の問題では,Wiener-Hopf法がよく知られている.筆者は空力騒音の研究者であり,翼状物体の音場の解をグリーン関数を用いて解く手法を追求してする中で,欧米の応用数学の分野ではレイダーの散乱電磁波場を計算する手法が精力的に開発されていることを知った.電磁波の挙動も波動方程式即ちヘルムホルツ方程式の解として表されるので,レイダーの散乱音場の解析手法は殆ど全て音波の回折問題の解析に応用できる.柱状物体,3次元物体などの音場への応用の可能性について紹介する.

[講演3]16:10-16:50

「立位人体のバランス応答における低周波応答特性」
  園部 元康(高知工科大学)

要旨:
人体の立位バランスの安定度をモデルや指標に基づいて表現できれ輸送機器の開発やリハビリ評価に役立つ.本研究では,前額面の支面の水平揺動実験によって得られたバランス応答から,特に低周波域の位相特性に着目し,被験者個人の足首の強さと位相特性の関係ついて調査した事例について報告する.


[諸連絡]16:50-17:00

[移動]17:00-17:15(徒歩)

[交流会]17:15-19:30(JR長岡京駅周辺)

※工場見学につきましては、
 同業他社の方のご参加をお断りする場合があります。
 予めご了承ください。

※交流会は無料です。

※三菱電機社内の手続きが必要なため、
 下記の出欠ご連絡は期限2/16(木)厳守でお願いいたします。

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11月

11日

第371回振動談話会のご案内

                                             平成28年11月10日
            第371回振動談話会のご案内

               幹事  徳島大学  日野 順市
                    三菱電機  菅原 正行

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第371回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。

今回は日本航空宇宙学会 関西支部 研究分科会と大阪府立大学構造ダイナミクス研究所、総合安全科学研究所との共催で開催致します。

大阪府立大学機械工学分野の伊藤智博教授と海洋システム工学分野の深沢塔一教授によるご講演と、航空宇宙工学分野、機械工学分野、海洋システム工学分野のダイナミクス関連の実験室見学・交流会となります。

・参加費は無料です。

                                             敬具

              記

             第371回振動談話会

開催日 : 平成28年12月5日(月)
時 間 : 13:30~18:00 (交流会は18:00~)    
会 場 : 大阪府立大学 工学研究科 B6-105室
      〒599-8531 堺市中区学園町1-1
   http://www.osakafu-u.ac.jp/access/index.html

○プログラム
[開催挨拶]13:30-13:40

[講演1]13:40-14:40
「基礎励振を受ける直置き型構造物のすべり・ロッキングの制振について」
大阪府立大学工学研究科 機械工学分野 伊藤 智博 教授

 概要:
世の中には多種の直置き型構造物が存在する。これらの構造物が基礎からの励振を受けた場合、すべりやロッキングと言った非常に強い非線形振動を生じ、場合によっては、周辺構造との衝突や転倒にいたり、損傷を生じ甚大な被害が生じる場合がある。本講演では、これまでに提案したいくつかのすべりやロッキングの制振手法を取り上げ、それらの有効性について実験や解析により検討して来た結果を紹介する。

[講演2]14:40-15:40
「構造物のスマートモニタリングにおける光ファイバーを用いた最新センサーについて」
大阪府立大学工学研究科 海洋システム工学分野 深沢 塔一 教授

 概要:
近年、構造物の実働状態を観察するいわゆる Smart Monitoring System が土木建築・航空宇宙・船舶海洋分野などで運用され始めている。ここで用いられるセンサーは、様々な外乱に対してロバストでなくてはならないため、光ファイバーを用いたセンサーを利用することが多い。本講演では、FBG 技術に基づく最新の光ファイバーセンサーの概要と、それを用いたスマートモニタリングについて概説する。

[実験室見学]15:45-18:00
航空:千葉・南部研(B6-108)、下村・金田研(B6-412)、SSSR(B6-101)
機械:伊藤・新谷・中川研(B4-E123)、三村・楳田・陸研(B4-E112)
海洋:深沢研・坪郷研・柴原研 構造実験室(B4-E120)
(実験室見学は大阪府立大学なかもずキャンパス所属以外の方のみ

[交流会]18:00-
 B12 シエル

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10月

14日

第370回振動談話会のご案内

振動談話会会員各位

                                                           2016年10月12日
         第370回振動談話会のご案内

               幹事  徳島大学  日野 順市
                   三菱電機  菅原 正行

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第370回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。

なお、今回は日本機械学会関西支部秋季技術交流フォーラム
(http://www.kansai.jsme.or.jp/Event/forumA_index.html) の一環として、機械の音と振動研究懇話会と振動談話会の共同企画で開催致します

参加費が有料(5000円)となっておりますが、ご了承願います

                                             敬具
              記

             第370回振動談話会

講演名称 日本機械学会関西支部 第17回秋季技術交流フォーラム
      http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum17.pdf
講演日時 2016年11月5日(土)
講演会場 龍谷大学  大宮キャンパス(京都駅から徒歩約10分)
参加登録料 5000円

機械の音と振動研究懇話会と振動談話会との共同企画
テーマ「モード解析の基礎と最近の応用例」

[座長 宇津野秀夫(関西大)]
10:45~11:30「構造-音場および音場-音場の連成振動の理論解析」」/山田啓介(関西大)
11:30~12:30【基調講演】
              「部分構造合成法の基礎と応用例」/鞍谷文保(福井大)

[座長 日野順市(徳島大)]
13:30~14:30【基調講演】
              「実験計測に基づく振動騒音解析と構造対策検討法」/吉村卓也(首都大)
14:30~15:15「レーリー減衰を前提にした1次元連続体の複素モード解析」/宇津野秀夫(関西大)

[座長 辻内伸好(同志社大)]
15:25~16:00 モード解析に関するパネルディスカッション/講演者全員

16:10~17:10 特別講演「紙-古代先進技術が開いた文化:龍谷大学大谷コレクション文書の科学分析から」
       江南和幸(龍谷大学名誉教授)

17:30~19:00 懇親会

一般講演1
「構造-音場および音場-音場の連成振動の理論解析」」/山田啓介(関西大)
構造-音場連成系などの振動解析法の一つに区分モード合成法があるが,空間的に離散化し,数値的に解析することが多い.本研究では離散化せず,部分構造の連続体としての固有モードを用いて解析する方法を報告する.

基調講演1
「部分構造合成法の基礎と応用例」/鞍谷文保(福井大)
大規模構造物の振動解析に広く利用されている部分構造合成法の分類とモード合成法,伝達関数合成法の基礎理論を解説する.応用例としモード合成法を動的接触解析に適用した例を紹介する.

基調講演2
「実験計測に基づく振動騒音解析と構造対策検討法」/吉村卓也(首都大)
実験計測に基づいた振動騒音解析法として,実験モード解析,入力同定,伝達経路解析等,また構造対策のための検討法として感度解析法を取り上げ,これらに関する研究の現状や講演者の研究例を紹介する.

一般講演2
「レーリー減衰を前提にした1次元連続体の複素モード解析」宇津野秀夫(関西大)
1次元形状の吸音材料と制振材料を対象に、レーリー減衰を前提にした複素モード解析を行った。複素数で記述される伝搬速度や波長は、形式上3種類が存在し、自由振動と強制振動とでは使い分ける必要があること,無反射端(特性インピーダンス)と臨界減衰係数の関係などを紹介する。

9月

16日

第3回若手研究交流会のご案内

                        2016829

                        振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

振動談話会 第3回若手研究交流会参加の皆様へのご案内

 

 このたびは振動談話会第3回若手研究交流会(共催:機械の音と振動の研究懇話会)にご参加いただき,ありがとうございます.開催の詳細について決定いたしましたので,連絡いたします.

 

 

開催日時:平成28916日(金)13時15分開始,9月17日(土)12時30分終了

会  場:湯の宿 木もれび

     http://www.komolebi.jp/  TEL 077-579-8585

     〒520-0102 滋賀県大津市苗鹿2-30-1

     JR湖西線おごと温泉駅または比叡山坂本駅より送迎有

 

  費:講演会+自由討論会+宿泊                11,000円(学生 5,000円)

                    講演会+自由討論会                            5,000円(学生 2,500円)

                     講演会のみ                                            無料

 

申込締切:2016729日(金)

 

プログラム: プログラム:
1日目( 9月 16日(金)) 日(金))
       [受付 ] 12:45-13:15
       [開会の挨拶・連絡 ] 13:15-13:20
       [セッション 1] 13:20-14:50
       [特別講演 ] 15:00-16:00
       [セッション 2] 16:15-17:55
       [自己紹介 セッション ] 18:05-18:45
       [自由討論会 ] 19:15-21:00
2日目( 9月 17日(土)) 日(土))
       [セッション 4] 9:00-10:35
       [セッション 5] 10:45-12:25

 

若手研究交流会のルール:

  • 発表者は40歳以下程度

  • 40歳以上の聴講者も歓迎します(ディスカッションの充実にご協力ください).

  • 講演内容は振動・音響分野に限定せず,機械力学全般,計測,制御の発表を募集します.

  • セッションは下記の3種類とし,40歳以下の参加者はいずれかのセッションで発表をお願いします.

 

セッションの種類と時間配分(参加者数に応じて持ち時間を変更する可能性があります)

研究セッション

A:30分,B:20分,C:15分)

技術や研究に関する成果を発表し,質疑応答を行う.

技術討議セッション

15分)

面白い論文や特許の紹介,実験設備の紹介,業界での最近の技術動向・研究動向など幅広い内容を想定する.内容は公開されている情報に基づくものとし,他の技術者にも利益となる情報を共有する場としたい

自己紹介セッション

5分)

自己紹介を行うセッション(発表内容がない40歳以下の参加者用のセッション)

 

研究セッション,技術セッションの講演時間は発表者が設定できますが,最低限下記の質疑応答の確保をお願いします.

研究セッションAは質疑応答10分以上,それ以外のセッションは質疑応答5分以上

 

講演者へのお願い:

  • 発表には自己紹介のスライドを必ず含めて下さい.

  • 研究セッションの発表内容は①自分自身の技術・研究紹介②所属する組織の技術・研究紹介③卒業論文・修士論文の中から自由に選択可能です.また,発表内容の新旧は問いませんので,学会などで発表済みの内容でも構いません.40歳以下の参加者で発表内容がない場合は自己紹介セッションでの自己紹介をお願いします

  • できるだけ配布資料の準備にご協力下さい.配布する内容は,発表の概要,発表のスライド(一部のスライドを削除も可),発表に関連する論文や技術報告等とします.発表スライドは若手研究交流会終了後に任意で電子データを集め,振動談話会のウェブサイトに掲載します(ウェブサイト上の電子データは振動談話会の会員のみが閲覧可能です).

  • 聴講者も含め,参加者はディスカッションの充実にご協力下さい

  • 名刺交換タイム用に十分な数の名刺を持参して下さい.

  • 発表に用いるPCは実行委員会で用意いたします(講演者のPC使用も可能です)

 

 連絡先:園部元康(高知工科大学)

Email:  sonobe.motomichi@kochi-tech.ac.jp

TEL    0887-57-2301 

 

実行委員(11名):
伊勢 智彦(豊橋技科大),伊藤 彰人(同志社大),江崎 雄也(三菱電機),河野 大輔(京都大),園部 元康(高知工大),西田 慎吾(三菱重工),尾藤 健介(東洋ゴム),松原 真己(豊橋技科大),森 辰宗(神戸製鋼),山田 啓介(関西大),吉田 達哉(福井大)

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8月

31日

第369回振動談話会のご案内

                                             平成28年8月28日

振動談話会参加者各位

 

         第369回振動談話会のご案内(再送)

 

                                幹事 大阪産業大学  中村 友道

                        ヤンマー    深田 和範

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、第369回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

 

***************************************************************

○参加人数把握のため、幹事(深田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願

 い致します。(9月1日(木)まで)

   お名前    :

   ご所属    :

   振動談話会  :  ご出席/ご欠席

       交流会    :  ご出席/ご欠席

***************************************************************

 

              記

 

             第369回振動談話会

 

開催日 : 平成28年9月9日(金)

時 間 : 13:30~17:10

会 場  : ヤンマー株式会社 尼崎工場  411号会議室

       〒660-8585 兵庫県尼崎市長洲東通1-1-1

       JR尼崎駅より徒歩5分

           https://www.yanmar.com/jp/about/company/amagasaki_plant.html

 

 

○プログラム

 

 [連絡]13:30-13:40 開催挨拶

 

 [会社紹介/工場見学]13:40-15:10 ※

   常用発電機、舶用主機、舶用主発電機の大形エンジン生産ライン

 

  [休憩]15:10-15:20 

 

 [講演1]15:20-16:10

 

  「機関の表面振動解析による異常検知」

  冨田 展久(ヤンマー株式会社)

 

 要旨:監視診断システムの研究・開発に関して,

    機関表面の振動解析によって,機関内部の部品

    (メタル、バルブ)の磨耗状況を把握し,

    異常検知する技術を紹介する.

 

 [講演2]16:10-17:00

 

 「振動試験によるタイヤサイドウォール部剛性の推定」

  松原 真己(豊橋技術科学大学)

 

 要旨:タイヤの側面部であるサイドウォール部の剛性は

    低周波数領域のタイヤ振動特性に大きな影響を与える.

    従来は専用の試験機を用いて評価するが,タイヤ弾性

    リングモデルを基に振動試験からサイドウォール部剛性を

    求める方法を提案する.さらに,専用試験機の測定結果と

    比較し,その妥当性を検証する.

 

 [諸連絡]17:00-17:10

 

 [移動]17:10-17:30(徒歩)

 

  [交流会]17:30-19:30(JR尼崎駅周辺)

 

 ※工場見学につきましては、

  同業他社の方のご参加をお断りする場合があります。

  予めご了承ください。

 

 

 ##############################################

  ヤンマー株式会社

  中央研究所 基盤技術研究部 ダイナミクスグループ

    深田 和範

  〒521-8511 滋賀県米原市梅ヶ原2481番地

  TEL:0749-52-8406

  FAX:0749-52-6346

  E-mail:kazunori_fukada@yanmar.com

 ##############################################

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7月

19日

第368回振動談話会のご案内

                                             平成28711

         第368回振動談話会のご案内

 

                                幹事 大阪産業大学  中村 友道

                     ヤンマー    深田 和範

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、第368回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             368回振動談話会

 

開催日 : 平成28725日(月)

時 間 : 14001650    

会 場 : 大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス

     (大阪駅前第3ビル19階)

          http://www.umeda-osu.ne.jp/access.html

 

      〒530-0001

            大阪市北区梅田1-1-3

            大阪駅前第3ビル19

      JR「大阪」駅から徒歩約5

 

○プログラム

 

[連絡]14:00-14:10 開催挨拶

 

[講演1]14:10-15:00

  「振動音響連成FDTD法」

  豊田 政弘(関西大学)

 

 概要:振動と音響の連成問題を差分法の一種であるFDTD法(時間領域有限差分

法)を用いて解析する手法を紹介する.減衰過程と直交異方性の考慮,不等間隔

の離散化,種々の境界条件に対応するための定式化について述べるとともに,

築音響分野の対象を主としたいくつかの解析例について述べる.

 

 

[講演2]15:00-15:40

  「気体軸受で支持された回転軸の非対称給気による振動低減」

   伊勢 智彦(豊橋技術科学大学)

 

 概要:気体軸受は回転軸を非接触で支持可能だが,負荷容量が小さいため,軸

のアンバランスが小さい高速回転機械に対して研究が行われてきた.この軸受を

大偏心回転軸にも適用できれば,これまで使用できなかった機械のメンテナンス

性向上と長寿命化が期待できる.

本研究では,気体を非対称に供給する新しい軸受構造を用いて大偏心回転軸を支

持し,軸受給気圧力を制御することによって,常に軸振動低減効果が発揮される

ことを実験的に検証した.この結果について述べる.

 

 

休憩 15:40-15:50

 

[講演3]15:50-16:40

  「直交流による円柱群の流れ方向流力弾性振動に関する最近の展開」

  辻田 友貴・中村 友道(大阪産業大学)

 

 概要:直交流による管群の自励振動,いわゆる流力弾性振動は1980年代から盛

んに研究が進んでいたが,主として流れ直交方向の現象に関する研究が主体であ

った.最近になって米国のプラントの蒸気発生器で生じたトラブルが流れ方向の

流力弾性振動であると推定されて以来,この流れ方向流力弾性振動の研究が注目

を浴びている.しかし,熱交換器の伝熱管群の配列には様々な種類があるので今

後の基準の整備のためには極力対応する配列のデータを整えておく必要がある.

今回は最新データとしての正三角配列の実験結果を紹介し,トラブルがあった回

転三角配列のような低流速では流れ方向には流力弾性振動が生じない事を述べる.

また今回の説明では,これまでの経緯や他の配列の情報等,現在の研究状況につ

いても紹介する.

 

 

[諸連絡]16:40-1650

 

 

***********************************************************************

○参加人数把握のため、幹事(深田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願

 い致します。(720()まで)

   お名前    :

   ご所属    :

   振動談話会  :  ご出席/ご欠席

 

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5月

25日

第367回振動談話会のご案内

                                             平成2859

         第367回振動談話会のご案内

 

                                幹事 大阪産業大学  中村 友道

                     ヤンマー    深田 和範

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、第367回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             367回振動談話会

 

開催日 : 平成28523日(月)

時 間 : 15001700    

会 場 : 大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス

     (大阪駅前第3ビル19階)

          http://www.umeda-osu.ne.jp/access.html

 

      〒530-0001

            大阪市北区梅田1-1-3

            大阪駅前第3ビル19

      JR「大阪」駅から徒歩約5

 

○プログラム

 

[連絡]15:00-15:10 開催挨拶

 

[講演1]15:10-1600

 「超大規模解析の実現に向けて」

  項殿祥(株式会社テクノスター)

 

 概要:エンジニアリング現場におけるCAE解析の規模がますます増大し、

特にソルバー技術の進歩が目覚ましい。このようなニーズに応えて、

データ作成、結果評価の手段であるプリポストソフトウェアのより

一層の機能強化、効率化が必要不可欠です。テクノスターにおける

大規模解析、超大規模解析への取り組みを紹介します。

次世代プリポストであるJupiterの開発コンセプト及び機能、特に

音響解析プリポスト、連携するソルバーの開発動向などを網羅します。

 

 

[講演2]1600-1650

 「ヒトの動作解析に関する最近の取り組み」

  新谷篤彦(大阪府立大学)

 

 概要:人体は複雑な機械システムであり,人体の動きを解析によって表現する

ことが各種支援装置や補助機器の開発において望まれている.

これまで,研究室では,立ち上がり動作,リーチ運動など,ヒトの動きに着目

した研究に取り組んできている.ヒトの動きをモデル化してヒトの筋負担を調

べ,負担を減らす動作を検討している.さらにはその動作を行える支援装置

の試作を行っている.これらの研究でのヒトの動きの実験による分析,数値解析

による検討結果について報告し,作成中の支援装置についても紹介する.

 

 

[諸連絡]16:50-1700

 

 

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○参加人数把握のため、幹事(深田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願

 い致します。(518()まで)

   お名前    :

   ご所属    :

   振動談話会  :  ご出席/ご欠席

 

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3月

01日

第366回振動談話会のご案内

                                                 2016年2月18日
振動談話会会員各位

         第366回振動談話会のご案内

               幹事  近畿大学  本田 善久
                   川崎重工  兼田 哲男

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第366回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

なお、今回は、交流会(参加費:無料)も予定しておりますので、
交流会の参加も含めまして2月25日(木)までに、
幹事(兼田)へ出欠の連絡をE-Mailにてお願いします。
                                             敬具

              記

             第366回振動談話会

開催日 : 平成28年3月3日(木)
時 間 : 13:20~17:00    
会 場 : 川崎重工 明石工場 総合事務所
      案内図を添付します。西明石駅から歩いて15分ほどです。
      西門にて振動談話会への参加とお名前をお申し出ください。

http://www.khi.co.jp/company/base/office_jp/akashi.html

   〒673-8666 兵庫県  明石市  川崎町  1番1号

○プログラム

[連絡]13:20-13:30 会長挨拶

[工場見学/] 13:30-14:30
 ・モータサイクル組立ライン

[休憩] 14:30-14:40 

[講演1]14:40-15:20
 「クラッチダンパの固着現象に着目した歯打ち挙動解析」
  辻内伸好(同志社大学)

 概要:近年,自動車の環境性能の向上のため,エンジンの低回転鋼トルク化や
    アイドル回転数低下など,様々な対策が実施されてきた.これらは殆どの場合,
    エンジンのトルク変動を増加させる傾向にあり,駆動系の振動騒音(以下NV)
    現象に対し悪影響を及ぼすため,駆動伝達系に対してもNV対策要求が一段と
    高まっている. 駆動伝達系の一般的なNV問題である歯打ち音は,駆動伝達系の
    吸収要素,クラッチダンパの捩り剛性とヒステリシストルク,フライホイール
    及びトランスミッションの慣性モーメントに強く影響される.そこでアイドル時
    歯打ち現象を予測可能な駆動伝達機構の機構解析モデルをAdamsを用いて構築し,
    歯打ち挙動とクラッチダンパの一段目ヒステリシストルクとの関連性について
    検討した.本講演では,当研究室で取り組んでいるAdamsを用いた駆動系ダンパ
    への適用例を含め,その概要について述べる.

[講演2]15:20-16:00
 「圧電膜を有する片持ばりの振動検出/制御に関する最近の話題」
  西垣勉(近畿大学)

概要:圧電素子膜を有する片持ばりの振動検出/制御に関する最近の話題
    について,前半と後半にわけて2つの話題提供を行う.
    (1)圧電薄膜が表面に貼付あるいは成膜された片持ばりの振動応答
      から,薄膜の圧電率を同定することを試みた検討例について紹介し,
      現状と問題点について報告する.
    (2)圧電膜をセンサおよびアクチュエータとして同時利用する
      柔軟な片持ばりの波動吸収制御法について基礎的検討事例を報告する.

[講演3]16:00-16:40
 「モーターサイクルの低振動・低騒音技術」
  兼田哲男(川崎重工)

 概要:モーターサイクルにおける低振動、低騒音化への取り組みについて紹介
    する。低振動化については全車振動解析を用いた検討を、低騒音化について
    は解析、計測によるマフラー性能予測技術を説明する。また、音作りとしてサウ
    ンド感性評価技術について述べる。

[諸連絡] 16:40-16:50

[交流会] 17:00-19:00
  場所:川崎重工明石工場内 西食堂(講演会場のすぐ隣)

***********************************************************************
○参加人数把握のため、幹事(兼田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願
 い致します。(2月25日(木)まで)

   お名前    :
   ご所属    :
   振動談話会  :  ご出席/ご欠席
   交流会    :  ご出席/ご欠席

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12月

11日

第365回振動談話会のご案内

         第365回振動談話会のご案内 

                                             2015年11月30日 

 

               幹事  近畿大学  本田 善久 

                   川崎重工  兼田 哲男 

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 

 

さて、第365回例会を下記の通り開催致します。 

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。 

 

                                             敬具 

 

              記 

 

             第365回振動談話会 

 

開催日 : 平成26年12月11日(金) 

時 間 : 14:00~16:20     

会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・オフィス 教室1(OS1) 

  http://www.doshisha.ac.jp/information/facility/osaka_o/overview.html 

 

      〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17 

            梅田スクエアビルディング17階 

            TEL:06-4799-3255 

            JR「大阪」駅から徒歩3分 

 

○プログラム 

 

[連絡]14:00-14:10 開催挨拶 

 

[講演1]14:10-14:50 

 「工作機械の振動解析」 

  河野大輔(京都大学工学研究科マイクロエンジニアリング専攻) 

 

 概要:工作機械での加工中に発生する工具ー工作物間の相対振動について報告する. 

まず,テーブル駆動力とその反力による振動に関して,本振動に大きな影響を与 

える支持部の剛性のモデル化について述べる. 

また,加工反力による振動に関して,振動振幅の方向依存性の評価法について述べる. 

 

[講演2]14:50-15:20 

 「逆音響解析によるディーゼルエンジンの音源モデルの構築 

  (観測点配置選定のための評価関数の提案)」 

  久保田大介(同志社大学大学院理工学研究科) 

 

 概要:逆音響解析の入力として用いる観測点の音圧を計測する際には,観測点の配置, 

すなわちマイクロフォンの位置や数をあらかじめ決定する必要がある.逆音響解析を効率 

的におこなうには,観測点の配置に対する指針が必要である.そこで,表面振動を同定す 

る各音源要素から最も近い観測点の距離のばらつきに着目し,観測点配置選定のための新 

たな評価関数を提案し,その有効性を検証したので報告する. 

 

 

[休憩] 15:20-15:30  

 

[講演3]15:30-16:10 

 「台車の衝撃と振動を抑制するキャスターの設計」 

  五百井清 (近畿大学理工学部機械工学科) 

 

 概要:医療やバイオ,精密機器の分野では,台車上の搬送物(人)に極力,衝撃や振動 

を与えない台車キャスターが望まれています.本講演では,キャスターの撃心に着目し 

た設計により路面からの衝撃力を台車に伝えにくい受動キャスターができること,さら 

に,キャスター部2点の加速度を利用する能動キャスターとすることで台車の残留振動 

も抑えられることを実験とシミュレーションにより示します. 

 

 

[諸連絡]16:10-16:20 

 

 

*********************************************************************** 

○参加人数把握のため、幹事(兼田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願 

 い致します。(12月 7日(月)まで) 

 

   お名前    : 

   ご所属    : 

   振動談話会  :  ご出席/ご欠席 

 

*********************************************************************** 

 

 兼田 哲男 

  川崎重工業株式会社 

  兵庫県  明石市  川崎町  1番1号 

  TEL:078-921-1624 

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11月

06日

第364回振動談話会のご案内

                                        2015年10月16日
 振動談話会会員各位

 

                 第364回振動談話会のご案内

 

                              幹事  近畿大学  本田 善久
                                   川崎重工  兼田 哲男


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第364回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。

 

なお、今回は日本機械学会関西支部秋季技術交流フォーラム
(http://www.kansai.jsme.or.jp/Event/forumA_index.html および
 http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum2016.pdf) の一環として、
機械の音研究懇話会と振動談話会の共同企画 第16回秋季技術交流フォーラム
として合同で開催致します。

参加費が有料となっておりますが、ご了承願います。

 

─────────── 記 ───────────

 

一般社団法人日本機械学会 関西支部
第16回秋季技術交流フォーラム

 

日時  2015年10月31日(土)10:50~19:00
場所  滋賀県立大学(滋賀県彦根市八坂町2500)
JR南彦根駅からバスで15分/タクシーで8分,または
JR彦根駅からバスで25分/タクシーで10分
http://www.usp.ac.jp/campus/acs_map/
彦根駅バス停10:00 → 県立大学10:22
南彦根駅西口10:20 → 県立大学10:33

 

昼食  弁当を持参して頂くか、10:45分までに受付で
カツカレー弁当(お茶付、税込、500円)をご予約下さい。
土曜のため生協は休業で、また近くにお店はありません。

 

●第3室● 機械の音研究懇話会(振動談話会との共同企画)
テーマ「機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム」
[座長 兼田哲男(川崎重工業)]
10:50~11:30「車両接近報知音の評価手法の開発」/八重樫直樹(三菱電機)
11:30~12:10「ディスクブレーキの鳴きに及ぼすパッド剛性の影響研究」

           /大浦靖典(滋賀県立大)
12:10~12:50「円錐ころ軸受けの耐震性解析技術の開発」/江崎雄也(三菱電機)

 

[座長 宇津野秀夫(関西大)]
13:30~14:30【基調講演】
「機械・構造物の動力学から人間の動力学,センサ・アクチュエータへの展開」

       /井上喜雄(高知工科大)

 

[座長 本田善久(近畿大)]
14:40~15:20「インパクトダンパによる2方向同時制振技術の開発」/長嶋孝明(三菱電機)
15:20~16:00「接地転動時におけるタイヤ半径方向振動解析」

          /松原真己(豊橋技科大)

 

○特別講演 16:10~17:10
「ふなずしの飯(いい)の健康面の機能について(仮題)」灘本 知憲氏(滋賀県立大学 名誉教授)
司会 日本機械学会関西支部 支部長 野村 剛(パナソニック)


○懇親会 17:30~19:00(参加登録者は無料)
会場 カフェテリア

講演概要
「車両接近報知音の評価手法の開発」(機械学会技術奨励賞)
                       八重樫 直樹(三菱電機)
電気自動車等に使用される車両接近通報装置の報知音の機能には,車両の接近を歩行者等に有効に認知させること,接近している発音体が車両であると想起させ,他のものと誤認をさせないこと等の感覚的・感性的な能力が求められる.本研究では心理音響評価 指標であるシャープネス,トナリティ,ラフネス,変動強度と,認知性,自動車認識性,快音性,高級感に関する官能評価の結果から重回帰分析を行い,その関係性を明らかにした.

 

「ディスクブレーキの鳴きに及ぼすパッド剛性の影響の研究」 (機械学会研究奨励賞)

                        大浦靖典(滋賀県立大)
回転するディスクにパッドを押しつけて制動するディスクブレーキは、自動車や産業機械に広く用いられている。その一方で、制動時に鳴きと呼ばれる甲高い騒音を発生することがある。鳴きの発生の有無や鳴きの周波数は、制動圧の大きさに依存する。そこで、制動圧によってパッド
の剛性が変化すると考えて、鳴きの発生メカニズムを示した。さらに、鳴き振動と同等の周波数と振幅でパッドを加振して剛性を測定する装置を開発した。

 

「円錐ころ軸受けの耐震性解析技術の開発」(機械学会技術奨励賞)
                          江崎 雄也(三菱電機)
過酷な振動環境下に置かれる円錐ころ軸受を対象とした耐振性解析手法の確立を目的として,まず,ころと保持器の動的な接触現象に着目した柔軟マルチボディ解析を実施し,外輪に振動加
速度が加わったときに保持器がころの角部と接触する位置で最大応力が発生する事を明らかにした.次に,外輪に加わる振動加速度の大きさと保持器で発生する応力の関係を明らかにし,疲労
強度を評価した.

 

「機械・構造物の動力学から人間の動力学,センサ・アクチュエータへの展開」
                            井上喜雄(高知工科大学)
企業の研究所で機械・構造物の動力学に関する研究,特に振動解析に関する研究を進めたのち,大学では,動力学を核とした研究ではあるが対象を人間に広げるとともに,センサやアクチュ
エータの開発を進めた.そのなかで,医療・健康・スポーツ分野への応用を意識したウエアラブルセンサおよび運動解析技術の開発やエネルギー回生型のアクチュエータの提案およびそれをリハビリテーション・生活支援機器,義手,手術ロボット,建設機械などへ適用した結果について報告する.

 

「インパクトダンパによる2方向同時制振技術の開発」(機械学会技術奨励賞)
                            長嶋 孝明(三菱電機)
一般的に連続体と呼ばれる構造物に,ランダムあるいは複数の加振力が作用すると,複数の振動モードが同時に励起され,複数方向の振動増大が問題となる場合がある.このような振動問題に対して, 1個の衝突体を有するインパクトダンパによる複数方向の制振を試みた.インパクトダンパとは,構造物に設けた壁と衝突体との間で起こる衝突現象を利用したダンパである.インパクトダンパを有する振動系の運動解析技術を確立し, 1個の衝突体による2方向同時制振が可能であることを確認した.

 

「接地転動時におけるタイヤ半径方向振動解析」(機械学会論文賞)
                           松原真己(豊橋技科大)
本研究はタイヤを円筒シェル理論に基づく薄肉円環とばね,接地拘束をばねによりモデル化し,振動数合成法の一つであるレセプタンス法による連成振動の解析を実施したものです.タイヤは接地・転動時を考え,その振動特性を非接地・転動時の自由振動の重ね合わせとして表現しました.この自由振動解の係数を影響度として評価することで,転動速度の違いによる振動特性の変化,および振動の移動方向の決定要因について考察します.

 

10月

02日

第363回振動談話会のご案内

2015102

 第363振動談話会のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第363回例会を下記の通り開催致します。

今回は、3件の興味深いご講演に加え、三菱電機様のご好意で系統変電システム製作所

が見学できます。三菱電機様の高度な技術と経験の積み重ねを垣間見ることのできる

貴重な機会です。意見交換のできる交流会も含めまして、皆様の積極的なご参加を

お待ち申し上げております。

                                   敬具

 

              記

 

        第363回振動談話会

 

開催日 : 平成27102日(金)

時 間 : 13:3019:00

会 場 : 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 13会議室

      (兵庫県尼崎市塚口本町8-1-1

http://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/gaiyo/network/randd/detail/#P000000026

集 合 : 13:3013:10開場)

      会場の都合がございますので、開場時間以前の来訪はご遠慮ください。

 

○プログラム

[見学]13:30-14:50  下記を予定しております。

・系統変電システム製作所紹介とビデオ放映

・系統変電システム製作所ショールームご見学

・組立工場、開発部設備ご見学

 

[休憩]14:50-15:15  休憩時間中、研究所のショールームを見学いただけます

 

[諸連絡]15:15-15:20  開催に当たってのご挨拶

 

[講演1]15:20-16:00 「エレベーターのアクティブ制振技術の開発」

宇都宮健児(三菱電機)

概要:

 エレベーターのかご横振動は、かごを案内するレールの曲がりや据付誤差

によりかごが強制変位加振されることで生じる。本発表では、かご横振動の

アクティブ制振技術を実用化するために実施した開発の着想や工夫点について

報告する。また、エレベーターが超高速化する時に生じる新たな課題とその解決方法について示し、中国上海の世界最高速エレベーター(分速1080m)に搭載予定の新しいアクティブ制振技術についても紹介する。

 

[講演2]16:00-16:40 「宇宙テザー技術とその風力発電への応用について」

             藤井裕矩(首都大学東京名誉教授、TMIT研究開発部所長)

概要:

テザー技術は、インフレータブル技術と並んで宇宙先端技術の一つである。

講演者は200731.7㎞のひも型テザーの最長宇宙伸展に成功したESAの

YES計画に参加した。また、2010年にはJAXAを中心にした日・欧・米

・豪の国際協同実験のPIとしてテープ型スーパー・テザーの世界初の宇宙

伸展に成功した。一方、最近10年間において欧州や米国において高空での

安定した強い風力を用いた発電技術の研究が実用化に向けて進行中である。

わが国でも講演者を交えて宇宙テザー技術を応用した凧型の高空風力発電

技術の研究が進んでいるので、これを紹介する。

 

[講演3]16:40-17:20 「H2規範による二重動吸振器の最適設計

(直列二重動吸振器と並列二重動吸振器の性能比較)

浅見敏彦(兵庫県立大学)

概要:

 H2規範とは,外部から主質量に伝達される振動のエネルギーを最小化

することを最適とする設計規範である。その評価関数であるH2ノルムは

振動系の定常応答曲線を自乗し,それをゼロから無限大までの周波数帯

域で積分することによって計算される。動吸振器の設計規範として良く

知られているH∞最適化と比べて,H2規範では共振点の高さは少し高く

なるものの,除振域での振動抑制効果はH2規範の方が優れているという

特徴がある。これまで,単一質量の動吸振器についてはH∞最適解とH2

最適解が両方とも代数解の形で求められていたが,ここでは2個の動吸

振器を用いた二重動吸振器のH2最適解について報告する。単一動吸振器

の場合には最適化すべきパラメータは二つだけであったが,二重動吸振

器では五つのパラメータを同時に最適化しなければならないことが示さ

れる。その最適解は,直列二重動吸振器の場合には簡単な代数解の形で,

また並列二重動吸振器の場合には数値解の形で求められた。両者を比較

した結果,直列動吸振器の方が性能が良く,並列二重動吸振器の制振性

能は,単一動吸振器と直列二重動吸振器のちょうど中間に位置すること

が明らかになった。

 

[技術交流会]17:30-19:00  三菱電機 保健センター 3階大集会室

 

201591

振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

振動談話会 第2回若手研究交流会のご案内(確定版)

 

 暑い日が続いておりますが,いかがお過ごしでしょうか.振動談話会若手研究交流会の第2回につきまして,開催の内容が決定致しましたので,ご案内申し上げます.

 

開催日時:平成2791819日(金,土)

会  場:シーパル須磨(神戸市立国民宿舎須磨荘) 講演室:3階コスモス(予定)

     http://www.seapalsuma.com/

     〒654-0055

     神戸市須磨区須磨浦通1-1-1

     JR 須磨海浜公園より徒歩8

  費:

 (1) 1日目午前から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで    12,000

 (2) 1日目午後から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで    11,000

 (3) 宿泊から参加~2日目終了まで                                                   5,000

 (4) 1日目午前から参加~自由討論会まで                                       7,000

 (5) 1日目午前から参加~午後の講演会まで                                   1,000

 (6) 1日目午後から参加~自由討論会まで                                       6,000

 (7) 1日目午後の講演会のみ参加                                                           無料

 

プログラム:

1日目(918日(金))

[受付]10:10-10:30

[開会の挨拶・諸連絡]10:30-10:40

[セッション1]10:40-12:20

[昼食]12:20-13:20

[セッション2]13:20-15:00

[セッション3]15:15-16:25

[セッション4]16:40-18:20

[名刺交換・諸連絡]18:20-18:40

[個室移動]18:40-19:00

[自由討論会]19:00-21:00

 

2日目(919日(土))

[セッション5]9:00-10:40

[セッション6]10:55-12:05

[閉会の挨拶・諸連絡]12:05-12:10

 

 

若手研究交流会のルール

・発表者は40歳以下程度とする.

40歳以上の聴講者も歓迎する(ディスカッションの充実にご協力ください).

・講演内容は振動工学に限定せず,機械力学全般,計測,制御の発表を募集する.

・セッションは下記の4種類とし,40歳以下の参加者はいずれかのセッションで必ず発表する.

 

セッションの種類と時間配分

駆け込み寺セッション

(発表15分+質疑10分)

直面している課題や疑問を発表し,参加者全員で知恵を出しあうセッション

通常セッション

(発表20分+質疑10分)

技術や研究に関する成果を発表し,質疑応答を行う.

技術・研究紹介セッション

(発表25分+質疑5分)

質疑応答よりも発表自体に時間を割きたい発表者向け.質疑が出にくい発表内容に適したセッション

自己紹介セッション

(発表5分+質疑5分)

自己紹介を行うセッション(発表内容がない40歳以下の参加者用のセッション)

 

・発表には自己紹介のスライドを必ず含める.

・発表内容は①自分自身の技術・研究紹介②所属する組織の技術・研究紹介③卒業論文・修士論文の中から自由に選んでよい.また,発表内容の新旧は問わない.学会などで発表済みの内容でまったく構わない.40歳以下の参加者で発表内容がない場合は自己紹介セッションで自己紹介を行う

・配布資料を用意する(無しも可).内容は,発表の概要,発表のスライド,発表に関連する論文や技術報告など,自由とする.一部のスライドを削除した資料や配布資料なしも可.若手研究交流会終了後に電子データを集め(※提供は任意),振動談話会のウェブサイトに掲載する(ウェブサイト上の電子データは振動談話会の会員のみが閲覧できる).

・聴講者も含め,参加者はディスカッションの充実に努める.駆け込み寺セッションでは全員が知恵出しに協力する.参加者は,発表するセッションにおいて1回以上の質問を行う.

・名刺交換タイム用に十分な数の名刺を持参する.

 

問合わせ先:同志社大学 伊藤 彰人 aito@mail.doshisha.ac.jp

 

実行委員(あいうえお順)

伊勢智彦(豊橋技術科学大学),伊藤彰人(同志社大学),河野大輔(京都大学),園部元康(徳島大学),西田慎吾(三菱重工業(株)),尾藤健介(東洋ゴム工業),森辰宗(神戸製鋼所),山田啓介(関西大学),吉田達哉(福井大学)

アドバイザー:南部陽介(大阪府立大学),古屋耕平(岐阜大学)

 

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7月

01日

第362回振動談話会のご案内

                                                                      2015 71

         第362回振動談話会のご案内

 

               幹事  大阪市立大学  川合忠雄

                   東洋ゴム工業  尾藤健介

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、第362回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             362回振動談話会

 

開催日 : 平成27729日(水)

時 間 : 14:0016:30    

会 場 : 大阪市立大学 梅田サテライト 101講義室

   http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/access/index.html

 

      〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2‐2

            大阪駅前第2ビル6

            TEL:06-4799-3700

            JR「大阪」駅から徒歩8

 

○プログラム

 

[連絡]14:00-14:05 開会の挨拶

 

[講演1]14:05-14:55

 「地震対策としての免震装置の可能性について」

  三浦 奈々子(京都工芸繊維大学)

 

 概要:

近年、地震対策として免震装置の導入がすすんできています。この免震装置の地

震応答性能を向上させ、さらにエネルギー回生機構を導入することで電源として

の付加価値を与える研究について紹介します。

 

 

[講演2]14:55-15:45

 「オイラー・ベルヌーイ梁の線密度同定に関する研究」

  松原真己(豊橋技術科学大学)

 

 概要:

CADデータの存在しない構造物や、経年劣化や製作上の誤差の考慮が必要となる

既設・既製された構造物の力学モデル化においては、実験的にその材料特性パラ

メータを同定する必要があります。オイラーベルヌーイ梁を対 象とし、材料特

性の一つである線密度の同定について検討しましたので、報告致します。

 

 

[講演3]15:45-16:15

 「橋梁に関する2次元流体解析の事例紹介」

  松田良平(ニチゾウテック)

 

 概要:

 

 

 

吊橋や斜張橋などは可撓性に富むため、しばしば渦励振と呼ばれる空力振動現象

 

が問題となる。ここでは、一般的な橋梁断面として箱桁を取り上げ、付加物設置

 

による渦励振抑制のメカニズムや抑制効果を検討した事例を紹介する。

 

 

 

 

 

[諸連絡]16:15-16:30

 

 

 

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5月

07日

第361回振動談話会のご案内

                                                                      2015 51

         第361回振動談話会のご案内

 

               幹事  大阪市立大学  川合忠雄

                   東洋ゴム工業  尾藤健介

 

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、第361回例会を下記の通り開催致します。

皆様の積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。

 

                                             敬具

 

              記

 

             361回振動談話会

 

開催日 : 平成27521日(木)

時 間 : 15:0017:00    

会 場 : 大阪市立大学 梅田サテライト 101講義室

   http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/access/index.html

 

      〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2‐2

            大阪駅前第2ビル6

            TEL:06-4799-3700

            JR「大阪」駅から徒歩8

 

○プログラム

 

[連絡]15:00-15:10 会長挨拶

 

[講演1]15:10-15:55

 「エンジン放射音解析の事例紹介」

  畑 英幸(株式会社テクノスター)

 

 概要:

従来、自動車用エンジンの放射音解析にはBEMが使われてきたが、

BEMFEMに比べモデル作成が簡単な反面、膨大な計算時間が

掛かっていた。近年、構造解析プリにFEM音響モデルを簡単に作成

できる機能が追加され、FEMへの移行環境が整ってきた。

今回は、FEMのメリットや無限空間のモデル化方法について、

エンジン放射音解析への適用事例を交えて紹介する。

 

[講演2]16:00-16:45

 「軸方向流れを受けるはり構造物の流体・構造物連成振動解析と動的不安定」

  藤田勝久(大阪市立大学、元大阪府立大学)

 

 概要:

機械・構造物は流体との相互作用により流体励起振動を発生する.高速化が進む

現在,流体関連振動は克服しなければならない重要課題である.ここでははり構

造物に絞って,最初に,環状軸流を受けるはりの動的不安定に与える構造諸元の

影響,粘性・減衰の安定化・不安定化効果について述べる.つぎに,従動力とみ

なされる軸方向流体力を受けるはりの動的不安定,さらに,流体・構造物連成振

動解析のモデリングの影響,最後に,管内流と環状軸流とを同時に受ける場合の

動的安定と不安定について述べる.

 

[諸連絡]16:45-17:00

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1月

22日

第360回振動談話会のご案内

                                            2015年   1月 22日
         第360回振動談話会のご案内

               幹事  兵庫県立大学  伊勢智彦
                   日立造船    岡田 潤

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第360回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

なお、今回は、交流会(参加費:無料)も予定しておりますので、
交流会の参加も含めまして2月26日(木)までに、
幹事(岡田)へ出欠の連絡をE-Mailにてお願いします。

                                            敬具

              記

            第360回振動談話会

開催日 : 平成27年3月5日(木)
時 間 : 13:20〜17:00    
会 場 : 日立造船株式会社 堺工場
  
   〒592-8331 堺市西区築港新町1-5-1

集 合 : 12:50
     南海石津川駅 バスターミナル
       (添付資料「アクセス.doc」参照)
     13:00発のバスで堺工場に向かいます。


○プログラム

[連絡]13:20-13:30 会長挨拶

[講演1]13:30-14:20
 「H2規範による2自由度直列動吸振器の最適設計」
  浅見敏彦(兵庫県立大学)

 概要:本研究は,減衰のない1自由度振動系の定常応答を低減するため
       に,この振動系(以下,主系と呼ぶ)に取り付ける2自由度直列動
       吸振器の最適設計法を提案するものである。最適化には最小分散
       規範(H2)が用いられ,主系の定常応答曲線の下の自乗面積が最小
       化される。主系に近い方の動吸振器の減衰がゼロの場合には,最
       適解は簡単な代数解の形で与えられ,二つの動吸振器の質量比に
       は最適値が存在することが示される。


[講演2]14:20-15:10
 「フラップゲート式防水扉の耐震性検討」
  木村雄一郎(日立造船株式会社)

 概要:当社では、津波や高潮などによる浸水によって生じる浮力を利用し
    て駆動し、氾濫の浸入が想定される開口部を自動的に閉鎖できる起
    伏式の防水扉(以下、フラップゲート)を開発・製作しています。
    フラップゲートは、通常、路面上に倒伏しているため、交通や景観
    を妨げず、かつ、動力や人為操作を必要としないため、災害時にお
    いても確実な動作が期待できます。
    津波は、多くの場合、大規模な地震によって引き起こされます。フ
    ラップゲートが津波による浸水を防ぐためには、設備自体が地震に
    よって被害を受けないことが前提となります。本報告では、フラッ
    プゲートの仕組みを応用した浸水対策設備と、これを対象とした加
    振試験についてご紹介します。

[休憩] 15:10-15:20 

[工場見学/防災ラボ] 15:20-16:50
 ・陸上設置型フラップゲート
  約90トンの流水に伴う浮力で立上がり、水をせき止める実物大デモ機
 ・放電破砕工法
  火薬を使用せず、電力を活用して岩・石などを破砕する工法の実演
 ・GPS海洋観測システム
  GPS海洋ブイの模型展示

[諸連絡] 16:50-17:00

[交流会] 17:30-19:00
  場所:居酒家レストラン OKAIRINa菜
     臨海ホテル石津店1F
     TEL:072-244-0088

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12月

02日

第359回振動談話会のご案内

                                            2014年  12月  2日
         第359回振動談話会のご案内

               幹事  兵庫県立大学  伊勢智彦
                   日立造船    岡田 潤

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第359回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

                                            敬具

              記

            第359回振動談話会

開催日 : 平成26年12月11日(木)
時 間 : 14:00〜16:20    
会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・オフィス 教室1(OS1)
  http://www.doshisha.ac.jp/information/facility/osaka_o/overview.html

      〒530-0001 大阪市北区梅田1−12−17
            梅田スクエアビルディング17階
            TEL:06-4799-3255
            JR「大阪」駅から徒歩3分

○プログラム

[連絡]14:00-14:10 会長挨拶

[講演1]14:10-14:50
 「電動スケートボード開発のための人体姿勢制御のモデル化」
  園部元康(徳島大学)

 概要:本講演で紹介する研究は,電動スケートボード上で直立する人体の
    前額面の姿勢制御をモデル化し,そのシステムパラメータの導出方
    法を検討するものである.スケートボードの運動を考慮し,前額面
    の運動解析に焦点を当てる.筋力によって生じる安定化トルクの定
    式化を行うために,インパルス応答実験によってこれを実験的に導
    出することを試みる.一般的に,人体の姿勢制御には遅延が含まれ
    るため,遅延時間の推定も同時に行う.


[講演2]14:50-15:20
 「無線式捩り振動計測システムの開発について」
  前田義之(国際振音計装株式会社)

 概要:船舶安全法では、ねじり振動応力が一定の許容範囲内あることが不
    可欠な要素であることに着目し、一般的なジャイロセンサーを搭載
    した無線機能付き小型センサーと弊社のソフトウェア開発力を併せ
    ることで、簡便でかつ軽量コンパクトな「無線式ねじり振動計測シ
    ステム」を開発した。この開発により、計測の準備〜計測〜計測結
    果の印刷までを1つのシステム、1つのソフトウェアで完結できるよ
    うになり、大変使いやすい製品にすることが出来たので、その概要
    を紹介する。


[休憩] 15:20-15:30 

[講演3]15:30-16:10
 「自励発振を利用した小型流路内泳動推進体の基礎研究」
  山野彰夫 (大阪府立大学 博士後期課程)

 概要:下水道管等の配管内のクラック検査などでは柔軟で故障しにくい推
    進体が有効な手段となる.アクチュエータとして形状記憶合金(SMA)
    アクチュエータを用いることで,軽量で単純な機器構成を実現でき
    る.本研究では,アクチュエータ駆動回路を自励発振させることで,
    簡易な調整でアクチュエータの平均温度を一定に保ちつつ駆動させ
    ることを実現し,推進特性の向上につなげた.さらに,複数の駆動
    回路間の結合入力を導入することでうねり駆動を実現し,流路内推
    進を実現した.今回,これらの概要説明を行う.


[諸連絡]16:10-16:20

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10月

10日

第358回振動談話会のご案内

                                            2014年10月2日
振動談話会会員各位

         第358回振動談話会のご案内

               幹事  兵庫県立大学  伊勢智彦
                   日立造船    岡田 潤


拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、第358回例会を下記の通り開催致します。
皆様是非積極的な参加を頂きます様、ご案内申し上げます。

なお、今回は日本機械学会関西支部秋季技術交流フォーラム
(http://www.kansai.jsme.or.jp/) の一環として、機械の音研究懇話会と
振動談話会の共同企画 第15回秋季技術交流フォーラム として
合同で開催致します。

参加費が有料となっておりますが、ご了承願います。

─────────── 記 ───────────

関西支部第15回秋季技術交流フォーラム

http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum15.html

開催日:2014年11月1日(土)10:00〜19:30
会 場:兵庫県立大学 姫路環境人間キャンパス(姫路市新在家本町1丁目1-12)
   JR・山陽電鉄「姫路」駅下車、「姫路駅(北口)」神姫バス乗り場の系統
   番号7,8,9,11,12,13のいずれかに乗り、「県立大環境人間学部」で
   下車。
   距離にして2.6 km、所要時間10分、運賃は210円。
   バスは5分に1便の割合で出ています。

 ○懇親会 18:00〜19:30(参加登録者は無料)
 ○参加登録料について
   正員・懇話会会員・協賛団体会員:5,000円,
   関西支部シニア会会員:2,000円

 ●第7室● 機械の音研究懇話会(振動談話会との共同企画)
 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(1)
 [座長 伊勢智彦(兵庫県立大)]
  11:00〜11:35  「圧電素子を貼付した平板とLR回路による共鳴音の
           低減」 山田啓介(関西大)
  11:35〜12:10  「”制振材料の減衰特性予測”,今昔」
           宇津野秀夫(関西大)
 【基調講演】
 [座長 宇津野秀夫(関西大)]
  13:30〜14:30  「振動・騒音問題への取り組み」
           小泉孝之(同志社大)
 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(2)
 [座長 岡田 潤(日立造船)]
  14:40〜15:15  「ポンプ水中軸受用外部診断装置の開発」
           兼森祐治(酉島製作所)
  15:15〜15:50  「駆動力抜けのない常時伝達変速システム」
           小森雅晴(京大) 


=======================
機械の音研究懇話会パラレルセッション 講演内容
=======================

○基調講演
「振動・騒音問題への取り組み」小泉孝之(同志社大)
企業で23年,大学で22年振動・騒音問題に取り組んで来た.その間時代ととも製
品やシステムとしての対象が変化し,また新たに発生する現象も見られた.それ
らに伴い解析,計測技術は目覚ましい発展を遂げた.講演者の個人的経験である
がその変遷を振り返り総括してみたい.また今後発生するであろう領域や現象に
ついて考察してみる.


○機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(1)
「圧電素子を貼付した平板とLR回路による共鳴音の低減」山田啓介(関西大)
本研究では,車室等のこもり音を低減する手法として,圧電制音板を提案した.
提案手法は,平板に貼付した圧電素子にLR回路を接続することで平板に等価的に
減衰を与え,平板の基本振動モードを音場の共鳴と共振させることによって共鳴
音を低減する手法である.音場の一つの音響モードに対して,圧電制音板が二重
動吸振器のように作用することを理論とシミュレーション,実験結果を用いて説
明する.

「”制振材料の減衰特性予測”,今昔」 宇津野秀夫(関西大)
1990年代中頃に制振鋼板の複素曲げ剛性や周波数応答関数の予測,プレス成形品
の振動低減効果などを研究した.当時は,はりの強制加振問題として三角関数と
双曲線関数で理論解析したが,複素曲げ剛性はレーリー減衰と見なせるため,複
素モード解析としての表現も可能である.本講演では両視点から制振材料の減衰
特性について概要をお話しする.


○機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(2)
「ポンプ水中軸受用外部診断装置の開発」兼森祐治(酉島製作所)
ポンプ排水機場では大型の立軸ポンプが多く使用されている.そのポンプ水中軸
受の摩耗状態を把握するためには,定期点検の度にポンプを引き上げて分解,点
検,再組立て,据付の工程を行なわなければならなかった.そこで,水中軸受の
摩耗の進行状況を空気マイクロメータ法により計測・診断することにより,ポン
プの信頼性が高められる水中軸受外部診断装置を開発した.

「駆動力抜けのない常時伝達変速システム」小森雅晴(京大) 
変速システムは幅広い速度範囲を実現する場合に用いられる.現在,広く使用さ
れている変速システムとしては,自動車用の歯車式変速システムがある.しかし
ながら,歯車式変速システムでは,変速の際に駆動力が抜けるという課題があ
る.また,変速時に入力側から出力側へ回転角度を正確に伝達することは困難で
ある.そこで本研究では,非円形歯車を用い,変速中でも駆動力が抜けず,か
つ,正確な回転伝達が可能な常時伝達変速システムを開発した.



 以上

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9月

02日

第357回振動談話会のご案内

                                                2014年 9月  1日
振動談話会会員各位
  
                     幹事 滋賀県立大学 栗田 裕
                        シンフォニアテクノロジー
                                村岸恭次

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、第357回の例会を下記の通り開催致します。遠方での開催ではございますが,
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。

                                                敬具

              記

          第357回振動談話会

開催日時: 2014年9月26、27日(金、土) (9月26日 13時20分開始)

会 場 : ○講演、工場見学
       シンフォニアテクノロジー(株) 豊橋製作所
        <http://www.sinfo-t.jp/index.html>
       〒441-3195 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150

      ○自由討論会(宿泊)
       浜名湖グランドホテルさざなみ館
        <http://hamanako.izumigo.co.jp/>
       〒431-1209  静岡県浜松市西区舘山寺町260-1

参加費 : ・講演、工場見学 無料
      ・自由討論会(宿泊)参加の方 10,000円 (学生の方 5,000円)
       (基本的に4〜5人部屋での宿泊となります。)

○プログラム
9月26日(金)
[連絡] 13:20 会長挨拶
    13:25 シンフォニアテクノロジー(株)よりご挨拶

[講演1] 13:30〜14:20
 「楕円振動を利用した微小電子部品の分別搬送」
  栗田裕(滋賀県立大学)

 概要: 微小電子部品を載せた振動台に楕円振動を与えることで,表向きと裏向き
    の微小電子部品を左右に分別する振動搬送技術を紹介する。電子部品の表と
    裏とで接触面隙間の大きさにわずかでも違いがある場合,垂直振動の大きさ
    を調整することで,表裏とも跳躍しない,接触面隙間の大きい方だけが跳躍
    する,表裏とも跳躍するという3種類の状態を作ることができる。片方だけ
    が跳躍する状態の垂直振動に,同じ周波数の水平振動を加えて楕円振動にす
    ると,跳躍の有無により電子部品を左右に分別することができる。本講演で
    は,微小電子部品の跳躍限界・挙動の安定性・搬送速度に及ぼす駆動周波数
    の影響について述べる。

[講演2] 14:20〜15:10
 「パーツフィーダ低反力駆動部の開発と振動搬送技術の応用展開」
  木村哲行(シンフォニアテクノロジー) 

 概要: 振動を利用して部品を整列・搬送するパーツフィーダは,その振動が周辺
    機器へ伝わらないように,防振機構を施す必要がある。特に部品を直進搬送
    させるリニアフィーダは,振動によって発生する反力が大きく,問題となっ
    ていた。従来は,重い台板に防振ゴムを設置していたが,防振ゴムのたわみ
    による搬送面の位置ズレという問題も発生していた。そこで,リニアフィー
    ダの反力を大幅に低減し,追加の防振機構が不要な低反力リニアフィーダを
    開発した。また,振動搬送技術を応用して,部品を平面上のあらゆる方向に
    搬送できる2次元搬送テーブル,および球状部品とチップ部品を分別する装
    置を開発した。今回,これらの製品・技術について概要説明を行う。

[休憩] 15:10〜15:20

[工場見学]15:20〜16:30
  ・振動機工場(振動コンベア・パーツフィーダ)
  ・電機システム工場(自動車試験装置)
   を予定しております。

 ※まことに申し訳ございませんが、同業他社の方には工場見学のご参加をお断りする
  場合がございます。予めご了承ください。


[質疑]   16:30〜16:40
[諸連絡] 16:40〜16:45

[解散・移動] 16:45 (自由討論会会場へは送迎バスで移動)

[自由討論会] 19:00〜  

9月27(土)
[解散・移動」9:00 

<シンフォニアテクノロジーへのアクセス>
 9月26日(金)
  ・シンフォニアテクノロジー(株)豊橋製作所ヘはJR東海道線二川駅より
   路線バス(系統名:[56]シンフォニアテクノロジー行き12:46発 所要時間約10分)
   またはタクシーにてお越しください。
   JR二川駅発 シンフォニアテクノロジー行 バス時刻表
   <http://bus.ekitan.com/rosen/Rp700?t=2&b=530492&f=0&b2=530086&com=53&cn=豊鉄バス>
    なお、二川駅周辺は昼食のとれる場所が少ないので、ご注意ください。

<自由討論会会場からのお帰りについて>
 9月27日(土)
  ・自由討論会場からJR豊橋駅へは、ホテル9:00発の送迎バスにて移動いただけます(所要時間約1時間)。
   豊橋駅方面への路線バスはございませんので、上記ホテルの送迎バス以外でお帰りの場合は、次項の
   JR浜松駅経由となります。
  ・JR浜松駅へは、無料シャトルバス(舘山寺温泉バス停10:00,13:00,14:00,15:00発 所要時間約40分)
   または、路線バス(所要時間約50分)をご利用ください。無料シャトルバスのご利用を希望される場合、
   下記出欠返信フォームのバスの発車時刻指定をお願いいたします。予約いたします。
   また、浜松駅行き路線バスの時刻表は、下記のホームページを参照ください。
   <路線バス時刻表>
    舘山寺温泉バス停 → 浜松駅 
    <http://info.entetsu.co.jp/navi/pc/dispjikokutable.aspx?tp=HTML&bs=110380&pn=1&nw=0>
    動物園バス停(ホテル最寄のバス停) → 浜松駅 
    <http://info.entetsu.co.jp/navi/pc/dispjikokutable.aspx?tp=HTML&bs=110350&pn=1&nw=0>


============= 出欠返信フォーム(第357回)===============

◎参加人数把握のため、幹事(村岸)まで出欠のご連絡をE-mailにて
  お願い致します。(9月 15日(月)まで)

  ○お名前:
  ○ご所属・メールアドレス:
   (ご出席頂ける方はご部署名、メールアドレスまでお願いします)
  
  ○出欠: ・宿泊参加
       ・例会(講演・工場見学)のみ参加
       ・ご欠席

  ○宿泊参加の方で翌日9月27日に下記1,2いずれかの方法での移動を希望される方は、
   移動方法を選択ください。
   また、浜松駅行きの無料シャトルバスをご利用されるかたは、利用されるバスの
   発車時刻をご選択ください。(予約いたします。)

   1.豊橋駅にホテルの送迎バスにて移動(AM9:00発)

   2.浜松駅に無料シャトルバスにて移動  舘山寺バス停10:00,13:00,14:00,15:00発
     利用されるバスの発射時刻:     (上記発車時間の選択をお願いします)  

===========================================

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8月

06日

第1回若手研究交流会のご案内

                             2014年8月6日

振動談話会若手研究交流会実行委員会

 

振動談話会 第1回若手研究交流会のご案内(確定版)

 

 暑い日が続いておりますが,いかがお過ごしでしょうか.振動談話会若手研究交流会の第1回につきまして,開催の内容が決定致しましたので,ご案内申し上げます.

 

          記

開催日時:平成26年9月5,6日(金,土)

会  場:シーパル須磨(神戸市立国民宿舎須磨荘) 講演室:3階オンディーヌ南(予定)

     http://www.seapalsuma.com/

     〒654-0055

     神戸市須磨区須磨浦通1-1-1

     JR 須磨海浜公園より徒歩8分

参 加 費:

 (1) 1日目午前から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで 12,000円

 (2) 1日目午後から参加~自由討論会~宿泊~2日目終了まで 11,000円

 (3) 宿泊から参加~2日目終了まで 5,000円

 (4) 1日目午前から参加~自由討論会まで 7,000円

 (5) 1日目午前から参加~午後の講演会まで 1,000円

 (6) 1日目午後から参加~自由討論会まで 6,000円

 (7) 1日目午後の講演会のみ参加 無料

 

プログラム:

1日目(9月5日(金))

[受付]8:30-8:50

[開会の挨拶・諸連絡]8:50-9:00

[セッション1]9:00-10:35

[セッション2]10:40-12:15

[セッション3]13:05-14:25

[セッション4]14:30-16:05

[セッション5]16:10-17:20

[セッション6]17:25-18:00

[名刺交換・諸連絡]18:00-18:40

[個室移動]18:40-19:00

[自由討論会]19:00-21:00

 

2日目(9月6日(土))

[セッション7]9:00-10:35

[セッション8]10:40-11:50

[閉会の挨拶・諸連絡]11:50-12:00

 

若手研究交流会のルール

・発表者は40歳以下程度とする.

・40歳以上の聴講者も歓迎する(ディスカッションの充実にご協力ください).

・講演内容は振動工学に限定せず,機械力学全般,計測,制御の発表を募集する.

・セッションは下記の4種類とし,40歳以下の参加者はいずれかのセッションで必ず発表する.

 

セッションの種類と時間配分

駆け込み寺セッション

(発表15分+質疑10分) 直面している課題や疑問を発表し,参加者全員で知恵を出しあうセッション

通常セッション

(発表15分+質疑7分) 技術や研究に関する成果を発表し,質疑応答を行う.

技術・研究紹介セッション

(発表17分+質疑5分) 質疑応答よりも発表自体に時間を割きたい発表者向け.質疑が出にくい発表内容に適したセッション

自己紹介セッション

(発表5分) 自己紹介を行うセッション(発表内容がない40歳以下の参加者用のセッション)

 

・発表には自己紹介のスライドを必ず含める.

・発表内容は①自分自身の技術・研究紹介②所属する組織の技術・研究紹介③卒業論文・修士論文の中から自由に選んでよい.また,発表内容の新旧は問わない.学会などで発表済みの内容でまったく構わない.40歳以下の参加者で発表内容がない場合は自己紹介セッションで自己紹介を行う.

・配布資料を用意する(無しも可).内容は,発表の概要,発表のスライド,発表に関連する論文や技術報告など,自由とする.一部のスライドを削除した資料や配布資料なしも可.若手研究交流会終了後に電子データを集め(※提供は任意),振動談話会のウェブサイトに掲載する(ウェブサイト上の電子データは振動談話会の会員のみが閲覧できる).

・聴講者も含め,参加者はディスカッションの充実に努める.駆け込み寺セッションでは全員が知恵出しに協力する.

・名刺交換タイム用に十分な数の名刺を持参する.

 

問合わせ先:関西大学 山田啓介 yamadak@kansai-u.ac.jp

 

実行委員(あいうえお順)

伊藤彰人(同志社大学),園部元康(徳島大学),南部陽介(大阪府立大学),古屋耕平(岐阜大学),増田貴行(川崎重工業),山口善三(神戸製鋼所),山田啓介(関西大学)

 

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8月

01日

第356回振動談話会のご案内

                                                    2014年 7月25日
振動談話会会員各位

                   幹事 滋賀県立大学  栗田 裕
                      シンフォニアテクノロジー
                               村岸 恭次

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
先日ご案内致しました第356回例会へのお願いです。
既に参加・不参加のご回答を頂いた方へは重複致しますことご容赦下さい。
〆切前ではございますが、参加人数には余裕がございますのでご連絡致しました。
参加申し込みの程、よろしくお願い致します。
                                    
              記

            第356回振動談話会

開催日 : 平成26年8月1日(金)
時 間 : 14:00〜17:00    
会 場 : 龍谷大学 大阪梅田キャンパス セミナールーム
      <http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/>
       〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2
           ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
           TEL:06-6344-0218
            JR「大阪駅」桜橋出口より徒歩4分

○プログラム

[連絡]14:00-14:10 会長挨拶

[講演1]14:10-15:00
 「剛体要素で駆動される剛体システムのリアルタイムシミュレーション」
  森田 啓(神戸製鋼所)

 概要: 直動要素で駆動される剛体システムのリアルタイムシミュレーション
    手法を提案する。多剛体系の運動を直動要素の運動に変換することによ
    り運動方程式を導出し、油圧システム及び電動機で駆動された油圧ショ
    ベル作業時の解析を行うことで、リアルタイム性が確保できることを示
    した。

[講演2]15:00-15:50
 「シンバルの振動放射音解析」
  鞍谷文保(福井大学)

 概要: シンバルはへら絞りによる成形加工後,ハンマリングなどの調整加工
    を経て製品になる.本研究では,調整加工がシンバル音に及ぼす影響を
    検討する前段階として,シンバルの振動モード形状と放射音との関係を
    調べた.当日は,調整加工がシンバル音に及ぼす影響を実験的に調べた
    結果,さらに有限要素解析で得られた振動モードを基に音響インテンシ
    ティ分布および音響放射効率を算出した結果を紹介する.

[休憩] 15:50-16:00 

[講演3]16:00-16:50
 「生物に学ぶ機械の創成 〜波動解析の応用〜」
  松村雄一(岐阜大学)

 概要: ウマのような4脚動物と4輪自動車を比較すると,走行のための機構
    が大きく異なる。トリと飛行機,サカナと船でも同様である。生物は全
    身に多数のセルからなる筋肉を配置できるが,機械の駆動源は少ないほ
    ど有利であることが要因の一つとして考えられる。そこで,スクリュー
    プロペラに代わる船舶用推進機械の可能性を調査するため,サカナのよ
    うに全身を波打たせる動きを,可能な限り少数のアクチュエータで実現
    する技術に取り組んだ。具体的には,無反射端形成技術を用いて,水中
    の金属板上に純粋進行波を生成し,任意の推進速度下で自在に推力を変
    化させるために必要な技術を検討している。本講演では,このような技
    術を中心に岐阜大学の機械力学研究室で取り組んでいる研究全般につい
    て紹介する。


[諸連絡]16:50-17:00

以上

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4月

25日

第355回振動談話会のご案内

                                             2014年 4月23日

振動談話会会員各位
                 幹事 滋賀県立大学 栗田 裕
                    シンフォニアテクノロジー 村岸恭次

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、第355回例会を下記の通り開催致します。
皆様の積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。
                                             敬具

              記
      第355回振動談話会
開催日 : 平成26年5月8日(木)
時 間 : 14:00〜17:00    
会 場 : 同志社大学 大阪サテライト・オフィス 教室1(OS1)
http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

  〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17梅田スクエアビルディング17階
           TEL:06-4799-3255
           「大阪」駅から徒歩3分
○プログラム
[連絡]14:00-14:10 会長挨拶

[講演1]14:10-15:00
 「振動発電による自己給電式の振動状態監視に関する研究」
  安達和彦(神戸大学)
  概要: 片持ちはり型の機械共振式の圧電振動発電により、57Hzで
    0.026Gの定常振動下で0.2mWクラスの交流電力の発電実績を
    得ている。本研究では、この電力を用いた自己給電方式による
    回転機械向け振動状態監視システムの開発を目標として、低消
    費電力の加速度センサによる振動計測と大容量コンデンサによ
    る直流電力の増大に取り組んでいる。本講演では、機械共振式
    の振動発電を回転機械向け振動状態監視の電源とすることのメ
    リットとデメリット、直流電力でのエネルギー変換効率を含め
    たこれまでの発電実績を紹介すると共に、最近の成果として
    数十mWクラスの直流電力供給の見通しについて紹介する。

[講演2]15:00-15:50
 「非線形波動変調現象に基づく損傷位置推定技術」
  田中 昂(京都工芸繊維大学 博士後期課程)
 概要: 近年高まっている橋などの社会インフラ構造物の状態監視の
    ニーズに対して提案されている構造ヘルスモニタリング技術の
    一つとして非線形波動変調現象に基づくものがある.非線形波
    動変調現象とは,き裂面などの粗面の接触状態の変化に応じて
    高周波弾性波動の散乱特性が変化する現象であり,この現象に
    基づいた損傷の有無及び損傷程度評価手法が提案されているが
    損傷位置を求めることはできなかった.本発表では,これまで
    取り組んできた損傷位置の推定手法を紹介し,今後の展望につ
    いて述べる.

[休憩] 15:50-16:00 

[講演3]16:00-16:50
 「流体騒音への対策 〜Acousticカメラによる騒音源可視化とCFDを
    ベースとした音源分析〜」
  Wan Ho Jeon (CEDIC Co., Ltd.)
    若林芽里(ソフトウェアクレイドル)
  概要: 騒音の可視化技術として Acousticカメラの機能と特徴およ
    び事例をご紹介いたします。併せて最新のCAE技術
    (CFD: SC/Tetra + 騒音解析: FlowNoise)による騒音予測と
    可視化の事例を解説を交えながらご紹介させて頂きます。
 
[諸連絡]16:50-17:00

***************************************************
○参加人数把握のため、幹事(村岸)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願
い致します。(5月 6日(火)まで)

   振動談話会     ご出席/ご欠席

***************************************************
 以上

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1月

30日

第354回振動談話会のご案内

振動談話会会員各位

               幹事  エステック  玉理 順造
                   関西大学   山田 啓介

 拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.
第354回の例会を下記の通り開催致します.遠方での開催では
ございますが,皆様の積極的なご参加をいただきますよう,
ご案内申し上げます.
                                        敬具

              記

     第354回振動談話会

開催日時: 平成26年3月14,15日(金,土)(3月14日(金)14時開始)
会   場: 天成園(箱根湯本)
        http://www.tenseien.co.jp/
参 加 費: 宿泊者10,000円(学生5,000円),日帰りは無料
        シングル希望は13,000円
※会場の都合で,シングルユースは数に限りがあり,
 必ずしも対応できないということです.あらかじめご了解
 ください.基本的には二人または四人部屋となります.

    〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682
           TEL 0460-83-8500
           箱根湯本駅より徒歩12分前後

●プログラム
1日目(3月14日(金))
[連絡]14:00-14:05 会長挨拶,幹事挨拶

[講演1]14:05-14:45
「超高速慣性気体軸受の実機応用とその特性解明」
 伊勢智彦(兵庫県立大学 )

 概要:慣性気体軸受は,従来の静圧気体軸受に比べて高速回転時の安定
     性に優れるといわれており,とくに400万rpm以上で回転する直径数㎜の
     軸を支持する小形軸受として実用されている.しかしながら詳細な軸受
     特性は明らかになっていない.これを解明するために,CFDを利用して
     軸受内部に生じる気体圧力変化を解析した.その結果について報告する.

[講演2]14:45-15:25
「自動車業界での最新振動騒音シミュレーション事例」
 上田至朗(日本CDH株式会社)

 概要:航空宇宙産業や軍需産業から始まった有限要素法を使った振動解析は
     現在,製造業に広く浸透し利用されている.その中で最も大規模な
     振動解析を実施している自動車業界,特にヨーロッパの自動車メーカー
     を中心に紹介し,現在のコンピューティングパワーとソフトウエアの
     進化について事例を交えながら紹介する.

[休憩1]15:25-15:40

[講演3・特別講演]15:40-16:20
「タイヤ開発における音振動問題」
 和氣充幸((株)ブリヂストン)

 概要:タイヤは荷重を支える,止まる,曲がるなどの基本性能のほか,
     車両の快適性を支える自動車部品である.タイヤ開発における
     NVHの課題と,取り組みに関してご紹介する.

[講演4]16:20-17:00
「平板理論とタイヤばね付きリングモデルによる振動解析」
 松原真己(同志社大学)

 概要:タイヤの力学特性を表現するモデルとして低自由度の
     力学モデルが一般的に用いられる.モデル化おいて
     用いられる平板理論および円筒リングモデルによる
     タイヤ横曲げモードの振動解析への適用について紹介します.

[諸連絡]17:00-17:05

[休憩2]17:05-18:30

[自由討論会]18:30-20:30

2日目(3月15日(土))
[個別討論・解散]9:00-


●参加人数把握のため,幹事(山田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願い致します.
    (2月7日(金) 17:00まで)

-------------出欠返信フォーム(第354回)-------------
お名前:
ご所属:
出 欠:宿泊参加・例会のみ参加(日帰り)・不参加
備 考:
-----------------------------------------------------
※学生の場合,備考欄に「学生」とご明記ください.
※シングル希望の場合は備考欄にその旨をご記入ください.

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12月

04日

第353回振動談話会のご案内

                                                    2013年12月4日
振動談話会会員各位

               幹事  エステック  玉理 順造
                   関西大学   山田 啓介

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.
第353回の例会を下記の通り開催致します.皆様の積極的な
ご参加をいただきますよう,ご案内申し上げます.

                                        敬具

              記

     第353回振動談話会

開催日時: 平成25年12月12日(木)14:00-17:10
会  場: 同志社大 大阪サテライト・オフィス 教室1(OS1)
       http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/osaka_o.html

    〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-17梅田スクエアビルディング17階
            TEL:06-4799-3255
            「大阪」駅から徒歩3分

●プログラム

[連絡]14:00-14:10 会長挨拶,幹事挨拶

[講演1]14:10-14:50
「自動車エンジンのノック計測に関する,聴感基準の計測手法の開発」
 才野 鏡太郎( ㈱エー・アンド・デイ )

 概要:自動車のエンジン開発において,従来人間の耳に頼っているノック検出を,
          計測器で行うという研究開発を行っています.エンジン音の波形が示す特徴と
          聴感的な音質とを相関付けるため, 実験を行い,幾つかの知見を得ています.
          これについてご紹介します.

[講演2]14:50-15:30
「田植機の高速作業時の植付精度改善」
 深田 和範(ヤンマー(株))

 概要:田植機を高速化すると苗の植付精度が低下するという問題がある.
     本講演では,その原因の一つである植付伝動軸の回転変動の現象
     と改善指針について紹介する.

[講演3]15:40-16:20
「エンジン実稼働振動計算プログラムPS-Xの開発」
 小川 祐則((株)エステック)

 概要:自動車エンジンの振動騒音性能開発では,運転中のクランクシャフトと
     エンジン本体の連成振動を予測するシミュレーションが多用されている.
     周波数領域の新解法を用いることで,従来解法の課題であった計算時間
     を飛躍的に短縮することに成功したので紹介する.

[講演4]16:20-17:00
「音響放射モードを利用した外部音響問題の現象理解」
 古屋 耕平(岐阜大学)

 概要:自動車走行時における車外騒音の規制は年々厳しくなっている.
     その一方で燃費向上のための軽量化も求められており,軽量,
     かつ,低騒音という相反する要求を満足する必要がある.
     効率的に騒音を低減するためには音源となる構造振動と
     音響系の特性(伝達特性や波数など)を理解する必要があり,
     本研究では音響放射モードを利用して無限境界を含む外部音場の特性を把握する.
     また音響放射モードと構造振動から,騒音に対する音響系の寄与,
     構造系の寄与を算出する方法を紹介する.

[諸連絡]17:00-17:10


●参加人数把握のため,幹事(山田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願い致します.
    (12月9日(月) 17:00まで)

振動談話会     ご出席/ご欠席

以上

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10月

08日

第352回振動談話会のご案内

                                                        2013年10月8日
振動談話会 会員各位

               会長 辻内伸好(同志社大学)
               幹事 玉理順造(エステック)
               幹事 山田啓介(関西大学)


第352回の振動談話会のご案内をさせていただきます.
多数のご参加,お願いいたします.

第352回は例年通り,機械学会関西支部秋季技術交流
フォーラムにて,機械の音研究懇話会と共催で開催します.
 *秋季技術交流フォーラム
   <http://www.kansai.jsme.or.jp/forum/forum14.html>


◆日時:2013年10月26日(土) 9:30〜19:00

◆会場:
 大阪大学 コンベンションセンター
 <http://55099zzwd.coop.osaka-u.ac.jp/convention/map.html>

◆参加登録料
   正員・懇話会会員・協賛団体会員:5,000円
   関西支部シニア会会員:2,000円
   会員外:7,000円,学生:1,000円
     ※参加登録料は当日会場にて申し受けます.
     ※事前の参加登録は不要です.当日,受付にて参加登録用紙に記入のうえ
       参加登録料をお支払いください.


◆プログラム:
  9:30〜12:30 各懇話会パラレルセッション
 13:30〜14:30 特別講演
 14:40〜17:10 各懇話会パラレルセッション
 17:30〜19:00 懇親会

○機械の音研究懇話会パラレルセッション(第7室)
 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(1)[座長 玉理順造(エステック)]
   10:00〜10:35 「エスカレーター用変速駆動メカニズムの基礎技術開発」
                      小倉 学(三菱電機)
   10:35〜11:10 「エレベーターの地震時自動診断および
                          長周期地震動対応管制運転の製品化」
                      渡辺誠治(三菱電機)

 【基調講演】[座長 宇津野秀夫(関西大)]
   11:20〜12:20 「振動・音響に出逢って」
                      中川紀壽(広島国際学院大)

 機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム(2)[座長 山田啓介(関西大)]
   14:40〜15:15 「建物構造体の遮音性能向上に関する一連の研究」
                      高橋大弐(京大)
   15:15〜15:50 「アクティブ遮音制御技術に関する研究」
                      眞田 明(岡山県工業技術センター)
   16:00〜16:35 「鉄道車両用アクティブサスペンションの開発」
                      石原広一郎(新日鐵住金)
   16:35〜17:10 「油圧ダンパによる立位制御と空圧マイコン制御による
                          遊動制御を融合した義足膝継手の開発」
                      奥田正彦(ナブテスコ)

○特別講演 13:30〜14:30
   「紫綬褒章を受章して:高温破壊力学と逆問題の研究黎明期の失敗と
           セレンディピティ」
       摂南大学教授,大阪大学名誉教授  久保司郎氏

○懇親会 17:30〜19:00(参加登録者は無料)



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機械の音研究懇話会パラレルセッション 講演内容
=======================

○基調講演
「振動・音響に出逢って」/中川紀壽(広島国際学院大)
大学で研究を始めて以来43年,振動・音響に関する研究を行ってきた.研究を
始めた当時は騒音問題が出だした頃であったが,騒音を音響情報,音響エネルギー
として新しく捉えて研究した「音源同定」をはじめ,「音響浮揚」,「衝突音」など
についてお話する.


○機械力学・計測制御関連の受賞者フォーラム
「エスカレーター用変速駆動メカニズムの基礎技術開発」/小倉 学(三菱電機)
 エスカレーターにおいて,乗降口部の踏段速度に対し一定傾斜部の踏段速度を
相対的に高めて運行することができれば,乗降時の安全性を損なうことなく
移動時間の短縮を図ることができる.今回,このようなエスカレーター用変速駆動
メカニズムの基礎技術を開発し,その技術を基に製作した階高5mの実験機に
おいて良好な動作が確認できたので,その内容について紹介する.
[日本機械学会関西支部賞 技術賞(2010年度)]

「エレベーターの地震時自動診断および長周期地震動対応管制運転の製品化」/渡辺誠治(三菱電機)
 エレベーターが地震動を感知すると,最寄階に停止して乗客の安全を確保する
管制運転を行う.都市部で大地震が発生すると,多くのエレベーターが休止し,
復旧まで多大な時間を要する.また,近年注目されている長周期地震動では,
建物揺れで生じるエレベーターロープの共振で,昇降機器への被害が報告
されている.そこで,地震後の早期復帰を可能とする地震時自動診断と,
長周期地震動に対応した管制運転を開発し,製品適用した.
[日本機械学会関西支部賞 技術賞(2012年度)]

「建物構造体の遮音性能向上に関する一連の研究」/高橋大弐(京大)
 建物の遮音性能は,その居住環境の質を決定する重要な要因である.
この遮音性能を向上させる対策としては,質量則に従って重くて剛な床・壁と
することがその基本であり,次いで二重・三重の多層構造など,音響放射に
関与する部材の振動を抑制する方法が種々考案されてきた.ここでは従来の
理論や技術とは異なる新しい振動・騒音制御理論の提案とそれを適用する際の
技術開発とその効果に関する一連の内容を報告する.
[日本音響学会 環境音響研究賞(第4回,平成25年)]

「アクティブ遮音制御技術に関する研究」/眞田 明(岡山県工業技術センター)
 軽量な構造で大きな遮音効果を得るため,アクティブに壁面振動を制御する
方法について紹介する.低周波数の比較的広い帯域で制御効果を得るため,
特定周波数において透過音が減少する現象に着目し,4つのアクチュエータを
この現象が生じる周波数における振動の節に配置する方法を考案した.
また,この制御方法を防音ボックスのパネルに適用した能動制御形防音
ボックスの検討を行った.
[日本機械学会論文賞(2010年度)]

「鉄道車両用アクティブサスペンションの開発」/石原広一郎(新日鐵住金)
 近年,鉄道車両の走行速度は増加傾向にあり,乗り心地の飛躍的な向上の
ニーズが高まっている.そこで従来のパッシブな系では達成できないレベルの
乗り心地を実現するために,鉄道車両用のアクティブサスペンションを開発した.
本システムにより車体の左右振動加速度を抑制でき,非常に良い乗り心地が
得られる.また最近,鉄道観光面への関心が高まっているが,ワンランク上の
上質な乗り心地需要にもマッチしている.
[日本機械学会関西支部賞 技術賞(2012年度)]

「油圧ダンパによる立位制御と空圧マイコン制御による遊動制御を融合した義足膝継手の開発」/奥田正彦(ナブテスコ)
油圧ダンパによる立位制御と,マイコン制御の空圧シリンダによる遊動制御を
組み合わせた義足膝継手を開発した.この義足膝継手により,転倒の不安が
少なくなり,坂道や階段でも義足と健常足を交互に振りだしながら下りられる
ようになった.また,マイコン制御の空圧シリンダのはたらきにより,歩行速度を
自由に変化させて歩くこともできる.その他に当社の福祉機器事業,義足の
開発状況についても紹介する.
[日本機械学会技術賞(2011年度)]

以上.

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9月

03日

第351回振動談話会のご案内


                                                    2013年 8月9日
振動談話会会員各位

                   幹事 同志社大学  辻内 伸好
                       神戸製鋼所  上田 宏樹

拝啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
先日ご案内致しました第351回例会へのお願いです。
既に参加・不参加のご回答を頂いた方へは重複致しますことご容赦下さい。
〆切前ではございますが、参加人数には余裕がございますのでご連絡致しました。
参加申し込みの程、よろしくお願い致します。
                                                   敬具
              記

     第351回振動談話会

開催日時: 平成25年8月22日(木)14:00~17:50  (懇親会18:00~)
会  場: 同志社大 京田辺キャンパス 有徳館東5階 YM522会議室
       (添付ファイルをご参照ください。)
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/kyotanabe/kyotanabe.html?rikagakukan_building#campusmap

    〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3
   TEL:0774-65-7010(京田辺校地総務課)
   JR学研都市線「同志社前」駅から徒歩15分

●プログラム

[連絡] 14:00~14:15 会長挨拶、幹事挨拶

[講演1;特別講演] 14:15~15:15
  「ディスクブレーキの鳴きに及ぼすパッド剛性の影響」
 大浦 靖典(滋賀県立大学)

 概要:ディスクブレーキの制動時に発生する甲高い騒音である鳴きは,ディスクやキャ
     リパの固有振動が連成して不安定になることによる自励振動であ る。ブレーキ
     パッドの剛性に着目した鳴き発生のメカニズムを解説する。

[休憩] 15:15~15:45
  談話の時間として、ケーキとコーヒーを用意します。 

[講演2;一般講演] 15:45~16:30
 「コベルコ科研の振動音響技術の業容と自動車走行シミュレーション技術のご紹介」
  廣岡 栄子、小野大輔(コベルコ科研)

 概要:当社の振動分野の業容を紹介する。次に、当社の自動車走行シミュレーション技術
  について説明する。今回は、足回り部品の動特性測定技術、動特性を考慮した機構解析
  結果と4Poster試験装置を利用した加振試験を比較した結果について報告する。

[研究室紹介] 16:30~16:40
 「小泉・辻内研紹介」
 辻内 伸好(同志社大学)

[見学] 16:40~17:40
 小泉・辻内研実験室見学 

[諸連絡]17:40~17:50

[懇親会]18:00~19:30
 会場:学内レストラン 「アマークドパラディ」

●参加人数把握のため、幹事(上田)まで出欠のご連絡をE-mailにてお願い致します。
    (8月19日(月) 17:00まで)

振動談話会     ご出席/ご欠席
懇親会         ご出席/ご欠席

以上